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Xperia ZL2 SOL25アンバサダーミーティングVol.3に参加

今年の初めに行われてXperia Z UltraアンバサダーミーティングVol.1に続き、5月30日に東京・恵比寿で行われた”Xperia ZL2 SOL25アンバサダーミーティングVol.3″に参加してきました。

冒頭からぶっちゃけて言うと、Xperia ZL2 SOL25はXperia Z2の機能をそのままにau独自のデザインに仕上げた機種で、逆に言えば機能的にはXperia Z2と同じなので特にXperia ZL2 SOL25であった必要がよくわかりませんでした。

またau回線のキャリアアグリーゲーションとWiMAX 2+に対応している点に関して、au社員がいたにも関わらす一切説明はありませんでした。

全体的にSony Mobile陣の本気度は伝わってきましたが、au陣は別にそうでもなさそうという印象でした。

Xperia ZL2の背面パネルのダブルインモールド加工やZ2よし少し小さくしハンドフィットを重視したラウンドフォルムは結構評価できる点かと思っています。

ですので国内キャリア端末に対して反吐が出る私としては、グローバルでSIMフリー版が出たら是非欲しいところです。

以下Xperia ZL2の機能面の話となりますが、Xperia Z2(一部Z2 Tablet)にも共通しております。

カメラ

静止画に関してはXperia Z1で不評だったプレミアムおまかせオートを再調整し、いわゆる”飯まずオート”と呼ばれていた部分を修正したとのことです。

また今回特に動画撮影に力を入れたとのことで、Sonyハンディカムの技術を生かし、例えば手ぶれ補正機能を取り入れてブレ状態での動画撮影でもある程度安定して取れるようにしたとのこと。

実際にXperia Z1とのブレ状態での動画撮影比較をしておりましたが、手ぶれ補正の効果はかなり歴然としていた印象です。

その他にも動画の一部をスロー状態にできる”タイムシフト”・一眼レフカメラのようなぼかし効果の出る”背景ぼかし”・動画撮影も可能になった”ARエフェクト”などなど、Z2・ZL2で可能となった4K動画撮影ももちろん、かなり動画撮影を楽しんで欲しいという願いが感じられました。

しきりに『YouTubeへの動画投稿』を連呼していたので、ある程度ゴールが見えているスマートフォンの静止画撮影から動画撮影にシフトさせたいという狙いがあるのかもしれません。

ディスプレイ

Xperia Z1のトリルミナスディスプレイから約15%ほど発色効果が増したそうです。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングはZ2・ZL2だけでなくXperia Z2 Tabletにも搭載されています。

専用イヤホン出ないと引き出せない機能ではありますが、ノイズキャンセリングの効果を味わってみるとかなりビックリします。

ノイズキャンセリングの機能的には、専用イヤホンにマイク(赤丸)が付いていてそこから外部の雑音をモニタリングし、その雑音を打ち消す効果のある音を出すことで外部のノイズを打ち消す機能。

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ノイズが凸としたら打ち消す効果が凹、そう考えるとわかりやすいかと思います。

通常ノイズキャンセリングは母艦側に機能が備わっていないことが一般的で、そういった機器でノイズキャンセリングを楽しむためにはそれ自体にバッテリーと機能が備わっているオーバーヘッドバンド式のヘッドセットを用意する必要があります。

しかしXperia Z2・ZL2・Z2 Tabletにノイズキャンセリングの機能が備わっていてバッテリーは母艦側から取ればいいので、MDR-NC31EMなどの小型のヘッドセットでもノイズキャンセリングが楽しめるそうです。

またこれはあまりメディアなどに出ていない情報だそうなのですが、端末一台一台ノイズキャンセリングの調整を行っているそうです。

手間がかかっているわけですね。

ステレオスピーカー

こちらもXperia Z2・ZL2・Z2 Tablet共通。

ただ単なるステレオスピーカーというわけではなく、スピーカーの振動板を監視するセンサーを搭載しているとのことで、大音量を出し過ぎても壊れないように調整しているそうです。

『Xperia ZL2のスピーカーは壊れない』と断言していたのでかなり自信があるのでしょう。

ハイレゾ再生

ハイレゾ再生はUSBからの出力で専用のスピーカーやDACなどが必要となるので手軽に楽しめるというわけではありませんが。。。

また音源自体もハイレゾ(24bit)に対応している必要があります。

通常、CDなどの音源は12bitだそうなのですが、ハイレゾは24bitで再生し音の滑らかさを引き出すのだそう。

また一般的にレコーディングからマスタリングまでの作業は24bitで行われているそうで、CDなどの媒体で販売する時点で12bitに交換されるそう。

要はハイレゾはレコーディングされた音源にかなり近い状態で再生できるということなんだそうです。

ということで、スマートフォンとしてのスペック上はXperia Z1からのマイナーアップデートのような感覚もありますが、細かい部分でかなり進化を遂げたという印象を受けました。

正直持って使ってみないと良さが分かりにくい部分が多々ありますが、個人的には持つ価値のある機種だと感じました。

またXperia Z1から比べてこの進化なので、Z3(仮)への更なる進化が楽しみですね。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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