- Google、MVNO サービス「Google Fi」における次世代通信規格「5G」提供地域拡大や機能拡張を発表
- 「Google Fi」の「5G」提供地域は既存の 13 か国から 26 か国追加され合計 39 か国に(日本も含む)
- iPhone におけるテザリングと Wi-Fi 通話機能も解禁
Google は 2022 年 9 月 8 日(木)、米国などで提供している MVNO サービス「Google Fi」の次世代通信規格「5G」提供地域拡大と機能拡張を発表しました。
「Google Fi」はもともと、世界 200 以上の地域の現地キャリアサービスと提携し、4G LTE 通信を中心としたデータ通信と国際電話サービスを提供しています。さらに昨今次世代通信規格「5G」にも対応し、米国はもちろん、世界 13 か国で「5G」データ通信が提供されていました。
そして今回、新たに 26 か国が追加され、合計 39 か国で「Google Fi」による「5G」データ通信を利用できるようになりました。
その 39 か国は、オーストリア、バーレーン、ベルギー、ブルガリア、カナダ、中国
クロアチア、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、大韓民国、クウェート、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、カタール、ルーマニア、サウジアラビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、アラブ首長国連邦、英国、そして日本です。日本においても以前から「Google Fi」は NTT ドコモとソフトバンク網で利用できますが、さらに「5G」も利用できるようになっています。
このほか今回「Google Fi」では、Android では当初から提供されていたテザリングと Wi-Fi 通話機能が、iPhone にも解禁されています。ちなみに「Google Fi」は 2022 年 4 月に、無制限プラン「Simply Unlimited」「Unlimited Plus」の値下げが行われていますが、今回の「5G」対応地域拡大と機能拡張における値上げなどは行われません。お値段据え置きです。
ただし「Google Fi」を利用する場合は Android / iOS 版「Google Fi」アプリをインストールしてアクティベートする必要があり、Android 版「Google Fi」アプリは APK ファイルなどを用いて日本国内でもインストールして利用できるものの、iOS 版「Google Fi」アプリは日本国内に通常通りインストールすることは不可で、かなりテクニカルな手法を用いてインストールする必要があります。またインストールできたとしても、日本国内で利用できるかは不明です。
つまり国内版 iPhone に「Google Fi」SIM を挿してもそもそも利用できない可能性が高く、「eSIM」も設定不可の可能性大。なので、テザリングや Wi-Fi 通話も利用できないと予想されます。
「Google Fi」アプリリンク
Source:Google
Pixel 6 Pro eSim にて5G(推奨) 選択できるようになりました!
以前どこかで年に1度はアメリカ国内での通信しないと利用し続けられないみたいなの見た記憶がありますが…今もその制約はあるのか気になります。
そんなのありましたねー
でもコロナの影響で考慮した海外ローミング遮断措置を延期してます。まだ遮断されていないので、続いているんだと思いますよ。
https://jetstream.buzz/archives/97502