7月18日(木)にドイツのAmazonで購入した商品が、いろいろなトラブルを経て本日やっと到着いたしました。
今回輸入に関する内容は以下の通り。
- 商品:スマートフォン3台
- 輸入総額:€1.172,65=158,797円
- 配送業者:UPS
配送状況
まずはその配送状況をご覧ください。
Germany | 2013/7/18 | 14:08 | 処理完了: UPSへの引渡し準備ができました |
2013/7/18 | 21:27 | 発地国センタースキャン | |
Frankfurt, Germany | 2013/7/18 | 22:09 | 空港出発時刻 |
2013/7/19 | 0:41 | 空港到着時刻 | |
2013/7/19 | 1:06 | 貨物の税関申告価格が高額なため輸出時にMRN(Movement Reference Number)が必要です | |
2013/7/19 | 2:28 | 空港上屋スキャン(輸出) | |
2013/7/19 | 2:29 | ウエアハウススキャン(在庫スキャン) | |
2013/7/19 | 3:16 | 空港上屋スキャン(輸出) | |
2013/7/19 | 3:37 | ウエアハウススキャン(在庫スキャン) | |
Koeln, Germany | 2013/7/19 | 23:55 | 空港上屋スキャン(輸出) |
2013/7/20 | 0:23 | 荷物に複数のトラッキング・ナンバーがありました | |
2013/7/20 | 1:16 | 貨物の税関申告価格が高額なため輸出時にMRN(Movement Reference Number)が必要です / 通関業者によってリリースされました。現在輸送中です | |
2013/7/20 | 1:52 | 空港上屋スキャン(輸出) | |
2013/7/20 | 2:09 | 空港上屋スキャン(輸出) | |
Koeln, Germany | 2013/7/20 | 14:22 | 機械トラブルによるフライト遅延が発生しました。 |
Koeln, Germany | 2013/7/21 | 17:24 | 機械トラブルによるフライト遅延が発生しました。 / 配達先都市の施設に運送されました |
Koeln, Germany | 2013/7/22 | 2:03 | 空港出発時刻 |
2013/7/22 | 10:05 | 空港到着時刻 | |
Dubai, United Arab Emirates | 2013/7/22 | 11:38 | 空港出発時刻 |
Shenzhen, China | 2013/7/22 | 23:43 | 空港到着時刻 |
Shenzhen, China | 2013/7/23 | 3:52 | 空港出発時刻 |
2013/7/23 | 9:01 | 空港到着時刻 | |
2013/7/23 | 10:49 | 空港上屋スキャン(輸入) | |
Narita, Japan | 2013/7/23 | 12:30 | 空港出発時刻 |
2013/7/23 | 12:53 | 仕向国センタースキャン | |
Tokyo, Japan | 2013/7/23 | 15:36 | 配達済み |
今回2つのトラブルがありました。
- 税関申告価格が高額なことによる配送ストップ
- 機械トラブルによるフライト遅延
税関申告価格が高額
これはドイツからの輸入時の決まりごとなのですが、関税評価(要は総金額)が€1,000を超える場合、Export Accompanying Document(EAD:輸出添付書類)に、税関官署で発行されたMovement Reference Number (MRN:移動登録番号)が必要ということです。
今回総額が€1.172,65ということで余裕で€1,000を超えていたためMRN(移動登録番号)発行必須だったのですが、EAD(輸出添付書類)にそれがなかったためその時点で国外への輸出がストップいたしました。
MRNの発行は買い手ではなく売り手(輸出する側)が手続きをするので私が何かを行う必要はありませんでした。
またAmazonということでこういうことに慣れていたとみられ、すぐに手続きが行われ貨物は動き出しました。
余談ですがドイツの小売店から総額€1,000超えの輸入をする際、このMRNのことを知らずに手続きがおくれ、大幅に配送が遅延する可能性もございます。
ですので事前にMRNの指摘をしておくのが賢明です。
機械トラブルによるフライト遅延
これは3年間個人輸入を行ってきた中で初めてでした。
実は1.に関してはよくあるトラブルだったので対して驚きもしなかったのですが、これはさすがに心配いたしました。
もちろん機械トラブル時に私ができることなどございません。
とにかく早くフライトが再開することを祈るばかりです。
結果的にこのトラブルは一日程度で回避できたようなので大した遅れにはなりませんでした。
そして到着
UPSなどの国際配送業者を使ってEU圏から輸入をする場合、通常でしたら中一日程度で到着いたします。
ただ今回商品が発送されたのは木曜日で、中一日で到着したとしても週末となり土日祝日はUPSの日本国内業務が休みため、早くても22日(月)の到着かと思っていたところ、結局2つのトラブルもあり一日遅れの23日(火)に配達完了となりました。
今回はむしろ2つもトラブルが重なったのにたった一日だけの遅延で済んだことはとても幸運だと言えます。
国際配送は上記だけでなく天候などによる影響もあり荷物到着日時の確約されるわけではございません。
ただその中で、例えばドイツからの輸入の際は輸入総額が€1,000を超えている場合の事前の対処など、行えることはいろいろとあります。
買いなれているSHOPでない場合は、購入する前に売り手とコンタクトを取っておいた方が良いと言えるでしょう。
日本国内でのショッピングと違って、個人輸入は買い手にもある程度の責任や負担が発生いたします。
どこの国から輸入する場合も、そのことを頭に入れておいてください。