以前の投稿と言ってることが食い違うエントリーですが、お許しください。
「BlackBerry Classic」、発表後米国ではすぐに販売が開始され、EU 各国でも順次販売が開始されています。
北米モデルとグローバルモデルの日本のモバイルネットワークで見た時の違いは、LTE 1,800MHz(Band 3)と SoftBank のプラチナバンド W-CDMA 900MHz(Band 8)に対応しているかどうかで、北米モデルは非対応、グローバルモデルは対応となっています。
ただ、「BlackBerry Classic」は冒頭画像の通り、下り最大 100Mbps の LTE Cat.3 対応です。
「BlackBerry Classic」に docomo の SIM を挿して使う場合、W-CDMA 2,100/800(Band 1/6) と LTE 2,100MHz(Band 1)が北米モデルとグローバルモデル共に対応し、グローバルモデルは更にLTE 1,800MHz(Band 3)にも対応するわけですが、LTE 1,800MHz(Band 3)はそもそも東京・名古屋・大阪辺りでしか展開されておらず、電波を掴んだとしても LTE 1,800MHz(Band 3)の最大の利点である下り最大 150Mbps の速度を、「BlackBerry Classic」では発揮できません。
つまり LTE 2,100MHz(Band 1)だろうが LTE 1,800MHz(Band 3)だろうが、理論上は同じ最大速度(100Mbps)までしか出ず、北米モデル・グローバルモデルどちらでも変わらないということになります。
※もちろん回線の混雑具合とかでも変わってくるとは思いますし、地域による違いも出てくるとは思います。
今後もし docomo の LTE 1,800MHz(Band 3)の地域が全国的に増えていったとしても、結局受信する側のスペックが追い付いていないと意味がないため、「BlackBerry Classic」に docomo SIM を挿して日本で利用する場合は、北米モデル・グローバルモデルのどちらでも変わらないと言ってもいいと思います。
au SIM で運用する場合はどちらにしろLTE 2,100MHz(Band 1)のみしか対応しないので、北米モデル一択。
Verizon モデルが LTE 2,100MHz(Band 1)と CDMA に対応するとかだったら面白いことになりそうですが、、、AT&T との兼ね合いもあるので LTE 2,100MHz(Band 1)対応はないでしょうね。
SoftBank や Y!mobile の SIM で運用する場合は、W-CDMA 2,100MHz(Band 1)と LTE 2,100MHz(Band 1)だけでなく、W-CDMA 900MHz(Band 8)とLTE 1,800MHz(Band 3)にも対応するため、グローバルモデルの方がいいのは確かです。
ただ個人的に、その 2 社?1 社?にはお世話にならないので論外。