ここ数日取りだたされている BlackBerry の Android OS 搭載デバイスの話題ですが、本日また新しい噂が N4BB によって報じれらています。
それによると、BlackBerry はインドなどの新興市場を中心に投入している BlackBerry Z3 / Leap と同等程度の Android OS 搭載ローエンドデバイスを開発中で、コードネームは「Prague(プラハ)」となる、とのことです。また N4BB は同時に、数日前に Reuters が報じた「BlackBerry Slider(Venice)」の Android OS 搭載に関しては否定的な見解も示しています。
BlackBerry が新興市場にローエンドの Android OS 搭載機種を投入予定かという理由関しては、現在 Android のハイエンド市場が衰退している一方、新興国では逆に急騰していて、更にスマートフォンの出荷台数の約 8 割が Android 端末となっている事実があるため、そこに向けて投入する計画であるとしています。また「Prague」の投入時期は早ければ 8 月となるとのことで、最近まで噂されていた Q4 前後の発表をくつがえしました。
当初 BlackBerry がハイエンドとなると予想されている「BlackBerry Slider(Venice)」に Android OS を搭載することは、BlackBerry OS の終りを意味するとも一部でささやかれていたのですが、BlackBerry は既に最新の OS バージョン 10.3.3 を開発中であることを自供していて、また今回の「Prague」の件もあり、BlackBerry OS 10 の継続進化が行われていくことが予想されています。
Source:N4BB