日本直送に対応している香港のガジェットショップ Uniqbe が、MWC 2017 で Huawei より発表された新型フラッグシップスマートフォンの上位モデル「Huawei P10 Plus」を発売しました。
「Huawei P10 Plus」はカラーだけでなく RAM や内部ストレージ、そして型番など複数のモデルが存在しますが、Uniqbe が発売したモデルは 128GB 内部ストレージを搭載する “Dazzling Gold” カラーの 1 モデルのみです。しかし肝心な型番は不明で詳しいモバイルネットワークの対応周波数はわかりませんが、「Huawei P10 Plus」は一応全型番が FOMA プラスエリア(WCDMA Band 6 / 19)には対応しています。(型番は現在問い合わせ中)
また「Huawei P10 Plus」は 128GB 内部ストレージ以上は 6GB RAM しかラインアップされていないので、自動的に“6GB RAM + 128GB 内部ストレージ” 搭載ということになります。
Huawei P10 Plus
「Huawei P10 Plus」は前作「Huawei P9 シリーズ」で採用されたドイツの光学機器メーカー「LEICA」と共同で開発したカメラユニットを継承しつつその機能を「LEICA DUAL CAMERA 2.0」にし性能の向上、そして主要スペックも全体的にアップしています。また前作よりも更にファッション性が向上している点が大きな特徴です。
前作では背面に配置されていた指紋センサーは前面下部に移動しているのですが、「iPhone 7」のようにホームボタンがフロントガラスの一部となり、そこに指紋センサーが搭載されている仕様に一新されました。完全に「iPhone 7」を真似ています。背面のカメラ周りは凹凸のないフラットな作りで、サイドに配置されている電源ボタンもフレームと同じ高さとなり誤操作を防止するフラットデザインを採用しています。
カメラ機能では 3D 顔検出技術により人物の顔をより鮮明に撮影できるようになりました。デュアルカメラによるポートレート撮影ももちろん行うことが可能。このほかズーム機能もハイブリッドズームに進化しました。フロントカメラもより光を多く取り入れ、特にセルフィー撮影時に鮮明な写真撮影を行うことができるようになっています。
「Huawei P10 Plus」に搭載されている EMUI 5.1 では特にアプリを高速にロードできるようになったことが特徴です。また「Huawei Ultra Memory」機能により特にマルチタスク時の速度と応答時間が改善され、これまでよりも大幅にレスポンスが向上しています。
「Huawei P10 Plus」は「Huawei P10」と同じようなデザインでカメラなどの基本機能はほぼ同じものの、ディスプレイが 5.5 インチとなっていてサイズが大型化されていることはもちろん、ディスプレイ解像度も 2,560 × 1,440 ピクセルと Huawei P シリーズとしては初の WQHD 搭載となっています。
「Huawei P10」と比べるとモデルによってはかなりスペックが向上されているのですが、Uniqbe が販売を開始したモデルはまさにそのハイスペックな「Huawei P10 Plus」です。ちなみにメインカメラも F/1.8 と、「Huawei P10」より明るく撮影できるレンズを搭載しています。
主要スペック
OS | Android 7.0 with EMUI 5.1 |
サイズ | 153.5 × 74.2 × 6.98 mm |
重量 | 165g |
ディスプレイ | 5.5 インチ(2,560 × 1,440)WQHD |
プロセッサ | Kirin 960 Octa-core 2.4GHz |
RAM | 4 / 6 GB |
内部ストレージ | 64 / 128 / 256 GB |
リアカメラ | 2,000 万画素(モノクロ)+ 1,200 万画素(カラー)、F/1.8、光学れブレ補正 |
フロントカメラ | 800 万画素、F/1.9 |
Wi-Fi | 802.11 ac / a / b / g / n |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,750mAh |
その他 | NFC、USB Type-C(2.0)、デュアル SIM |
カラー | Arctic White、Dazzling Blue、Dazzling Gold、Graphite Black、Moonlight Silver、Rose Gold、Greenery |
本体価格と輸入総額
Uniqbe における「Huawei P10 Plus」の本体価格は $773(約 85,850 円)です。この価格での輸入概算総額は以下の通り。
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安くはないですが長らく活用できるハイスペック機種なので価格以上の価値はあるかと思います。またしばらくすれば自動徐々に値下げもされるでしょう。