先日入手した「BlackBerry Aurora」ですが、手配を依頼したお買い物代行の方に現地での入手の様子をレポートいただきましたので、今回はその内容を番外編としてご紹介させていただきます。
「BlackBerry Aurora」はご存知の通り、今のところインドネシア現地でのみ販売されています。現地価格は 3,499,000IDR(インドネシアルピー)≒ 30,000 円程度です。
日本人からしてみればこの価格はエントリーレベル ~ ミッドレンジ程度のスマートフォンという感覚ですが、現地ではかなり高価な商品となるそう。何せ現地のローカル地域の平均月収が日本円で 15,000 円程度となるそうなので、「BlackBerry Aurora」はその平均月収の 2 倍もの価格ということになります。日本だとバイクや中古車を購入する感覚と同じでしょう。
そのため「BlackBerry Aurora」は一応オンラインショップで販売されていはいますが、支払いを行っても届かなかったり、突然ショップと連絡が取れなかったりすることがあるそうです。お買い物代行の方はそれを考慮して実店舗に出向いて「BlackBerry Aurora」を入手したとのことでした。
また「BlackBerry Aurora」は “ブラック” “シルバー” “ゴールド” の 3 色展開となりますが、“ブラック” の在庫を確保できたものの、“シルバー” と “ゴールド” については在庫切れのショップが多かったとのことです。
このほか、入手後に EMS で日本に発送する際もかなり注意が必要となる模様で、発送伝票に “電子機器”“ 携帯電話” “スマートフォン” などと曖昧な内容を書いてしまうと中身をすり替えられてしまう可能性もあるそうです。そのため今回は伝票に「BlackBerry Aurora」と正式名称を書いて発送もしてくれました。
そして今回私の場合は特に問題なく手元に届いたというわけです。
私もいつも特に何も考えずに海外スマートフォンやタブレットなどを輸入していますが、現地では現地にいないとわからない様々な危険があることを今回のレポートで改めて知ることができました。そもそも「BlackBerry Aurora」は現時点ではインドネシアにいないと入手することが非常に難しい商品なので、それを入手できたこと自体もかなり嬉しいことですが、こういった離れているとわからない苦労があったということがわかって、更にその価値と感動を実感した次第です。
日本では一般的に 1 ~ 3 年くらいのペースで買い替えを行うスマートフォンですが、現地ではかなり高価な商品となるのでそうはいかないでしょう。ミッドレンジ程度の「BlackBerry Aurora」ですらローカル地域の平均月収の 2 倍もの価格となる模様なのでかなりの高級品です。
私はこれまで数年間何度もガジェットの個人輸入を行ってきていますが、実際に荷物が紛失したという経験は 1 度しかありません。それも日本国内で紛失しているので、海外でなくなったという経験はなしです。しかし海外からの輸入は常に、今回インドネシアのお買い物代行の方に語っていただいたような危険と隣り合わせということを忘れてはいけないと改めて感じました。
そして入手した「BlackBerry Aurora」は大事に使わえていただこうと思います。