先日、Android の生みの親 Andy Rubin 氏が立ち上げ米国企業 Essential の第 1 弾 Android スマートフォン「Essential Phone(PH-1)」が、公式には公開されていないLTE Band 19(NTT ドコモ)をサポートしていたというレポートをご紹介させていただきました、今度は新たに、KDDI の LTE バンド LTE Band 18 までサポートしていることが判明しました。
今回の情報も、当ブログの読者様(PH-1 様)によるレポートです。KDDI 製のガラホに挿さっていた SIM を「Essential Phone」に挿し、「Network Cell Info Lite」アプリで確認してみたら以下のようになったとのこと。
バッチリ LTE Band 18 を掴んでいますね。ちなみに「Essential Phone」の公式なモバイルネットワーク対応周波数は以下の通りで、LTE Band 19 同様に LTE Band 18 も明記されていません。
- 「Essential Phone」モバイルネットワーク
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- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G
- WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8
- CDMA2000 B0 / 1 / 10
- TD-SCDMA B34 / 39
- 4G
- FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 17 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66
- TD-LTE B38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 43
元々 LTE は 25 バンドもサポートしているのですが、前回の LTE Band 19 に加えて今回の LTE Band 18 も足すと、計 27 バンドをサポートしていることになります。もしかしたら更なるサポートがあるかもしれません。
「Essential Phone」はそのモバイルネットワークから NTT ドコモやソフトバンクの SIM での運用が最適と思われていたのですが、公式の LTE B1 / 11 / 26 / 41 と隠された LTE Band 18 という KDDI の LTE バンドも広くサポートしているということで、かなり日本向きな機種となることが今回判明しました。そもそもハイスペックですし、今後発表される「Pixel 2」「Pixel 2 XL」に匹敵するほどの有力機種かもしれないですね。
他サイトを見ると、LTEのBand26はBand18を内包しているという情報があり、Band26対応であればおのずとBand18にも繋がるようです。
どうやらBand26の方がより広くの800MHz帯に対応しており、その中にBand18の電波帯も含まれているようです。
また、docomoの電波帯であるBand19も、Band26に内包されており、Band26に含まれるすべてを記すとBand5,6,18,19となるようです。
Band26に対応しているところがdocomo系ユーザにもau系ユーザにもとても価値があるということみたいですね。
私もこのサイトを見てEssential Phoneの購入を決めました。
今はdocomo系のocnを使っているのですが、au系のUQmobileに変えようか悩んでいるため、いろいろ調べていたところでした。
ちなみに、Essential Phone以外にも、Band26には対応してるけどBand18対応とは書いていないスマホはあるみたいですよ。いずれにしてもつながるみたいですが。