以前当ブログでもクラウドファンディングの開始や海外での発売をご紹介させていただいた、中国のスマートウォッチメーカー Ticwatch 製 Android Wear スマートウォッチ「Ticwatch S(Sport)」と「Ticwatch E(Express)」が、なんと国内の Amazon で公式販売されていました。
バリエーションは、「Ticwatch S」「Ticwatch E」共に 3 色展開ですが、国内ではそれぞれ 1 ~ 2 色の変則的な展開となっています。また Ticwatch 公式販売以外に他のマーケットプレイスによる販売も混ざっているので、注意が必要です。
ちなみに Ticwatch による国内販売価格は、「Ticwatch S」が 18,999 円、「Ticwatch E」が 15,999 円とかなりリーズナブルです。
「Ticwatch S / E」
「Ticwatch S / E」は、GPS を内蔵するサークル形状の安価な Android Wear 2.0 スマートウォッチです。
「Ticwatch S / E」の特徴は、カラフルなカラーバリエーションで、そして IP67 レベルの防水防塵対応や GPS を内蔵している点でなのですが、特に「Ticwatch S」については GPS アンテナがケースではなくウォッチバンドに内蔵されるという仕様が採用されています。
「Ticwatch E」はケースに GPS を内蔵しているためウォッチバンドの交換が可能ですが、「Ticwatch S」はウォッチバンドに GPS アンテナが内蔵されているのでウォッチバンドの交換はできなくなっています。
基本的な機能は Android Wear 2.0 に準拠していて特に独自の仕様とはなっていませんが、GPS 内蔵ということでフィットネスに特化した Android Wear スマートウォッチであることには変わりありません。このほか、ハードウェアボタンが右ではなく左側に搭載されている点も「Ticwatch S / E」の特徴です。
「Ticwatch S / E」は当初、2017 年 10 月発売予定としてクラウドファンディンにて販売が行われていました。通常価格は「Ticwatch S」が $199、「Ticwatch E」が $159 です。
主要スペック
- OS
- Android Wear 2.0
- サイズ
-
- Ticwatch S:45 × 13mm
- Ticwatch E:44 × 13.55 mm
- 重量
-
- Ticwatch S:45.5g
- Ticwatch E:41.5g
- ディスプレイ
- 1.4 インチ(400 × 400)
- プロセッサ
- MediaTek MT2601 Dual-core 1.2GHz
- RAM
- 512MB
- 内部ストレージ
- 4GB
- Wi-Fi
- 802.11 b / g / n
- Bluetooth
- 4.1
- バッテリー
- –
- その他
- GPS、IP67
- カラー
-
- Ticwatch S:Glacir、Knight、Aurora
- Ticwatch E:Lenon、Shadow、Ice