- 2020 年 3 月 10 日
- 沖縄「ゆいレール」がついに「Suica」対応
- 早速始発から乗ってみた
2020 年 3 月 10 日、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が、ついに交通系 IC サービス「Suica」に対応しました。
本日より「ゆいレール」各駅の自動改札がアップデートされ、「モバイル Suica」などをかざして乗車し、そしてかざして下車することができます。また「Suica」のほか、「PASMO」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「Kitaca」「manaca」「TOICA」「nimoca」「SUGOCA 」の各交通系 IC カードも利用可能です。
ということで、沖縄に住む私も、国内版「Pixel 4 XL」にインストールしている「モバイル Suica」を使って、早速「ゆいレール」に始発から乗ってみました。
「てだこ浦西駅」5 時 39 分発の始発に
私が「ゆいレール」に乗るために向かったのは、「ゆいレール」延長にともない 2019 年 10 月 1 日より新たに開業した「てだこ浦西駅」です。
朝 5 時 39 分発の始発に乗ります。「てだこ浦西駅」、まだ開業したばかりということもあり、かなり新しい。
改札には、早速「Suica」対応を知らせる POP が至るところに貼られていました。
ただ、「Suica」対応初日だというのに、人は数える程度しかいませんでした。沖縄在住のブロガーとか YouTuber とか、何人かいるかと思ったんですけどね。
「Suica」対応初日に始発から「ゆいレール」に乗る暇人は、私くらいしかいなかった模様。
“ピッ!”
自動改札の IC カード読み取り部分に、「Pixel 4 XL」で “ピッ!”。
正直、内地(ないち)から沖縄に移住した私にとって、この “ピッ!” はたいして新鮮でもなんでもありませんでしたが、逆に言えば、何の違和感もなくいつもどおり「ゆいレール」に乗れるようになったということになります。
ちなみに「てだこ浦西駅」から「那覇空港駅」まで行ったのですが、「Suica」や「モバイル Suica」を利用している人は、私が見る限りでは見受けられませんでした。まだまだ「ゆいレール」や沖縄のバス専用 IC カード「OKICA」利用者が多かった印象。
では、改札出たら U ターンして「てだこ浦西駅」に戻ります。
まとめ
「ゆいレール」における「Suica」対応、初日始発はかなり静かなスタートだったと思いました。
しかし、やはり汎用性の低い「OKICA」より、コンビニなどでも使うことができる「Suica」などの交通系 IC カードは便利なのは事実。沖縄でも急速に広がるはずです。
事実、私が沖縄に移住した 2014 年末からしばらく、沖縄のコンビニなどで沖縄にそこまで浸透していない「Suica」などの交通系 IC カードを利用することは、かなり珍しい行為に見られていたかと思います。沖縄は当初、キャッシュレス決済と言えば「楽天 Edy」でしたから。
2018 年末くらいから「PayPay」などの新しいキャッシュレス決済が全国的に広まってきていることもあり、沖縄でもだいぶ「Suica」をはじめとした多種多様なキャッシュレス決済が浸透してきたように思います。逆に「OKICA」は淘汰されていくはず。
ちなみに私は沖縄北部在住なので年に数回程度しか「ゆいレール」を利用することはないのですが、例えば東京の実家に帰る場合、これまでは航空券と東京移動用の「モバイル Suica」をチャージして用意しつつ、「ゆいレール」用の「OKICA」のチャージも行っていました。「OKICA」、前途の通り汎用性が低いので、これがとてつもなく無駄だったんですよね。
しかしこれからは航空券と「モバイル Suica」だけで OK。電車移動はもちろん、のどが渇いたり小腹が空いたら「モバイル Suica」でお買い物もできちゃいます。とても便利になりました。
皆様も、沖縄に旅行や出張などでいらっしゃる場合は、全力で「Suica」をはじめとした交通系 IC サービスを利用してください!!そういえば、「モバイル PASMO」もそろそろですね^^