- 「Google フォト」の[思い出]に 3 つの新機能が追加
- [シネマティック フォト]、新しい[コラージュ]、新しいテーマ
- 機械学習や AI を活用
Google は 2020 年 12 月 15 日、オンラインフォトライブラリサービス「Google フォト」にて 2019 年 9 月より提供を開始した[思い出(Memories)]に、3 つの新機能を追加すると発表しました。
「Google フォト」の[思い出]に追加される 3 つの新機能は、[シネマティック フォト]、新しい[コラージュ]、新しいテーマの 3 つです。ちなみに[思い出]は、最近のハイライト写真や数年さかのぼった過去同日の思い出写真を、ストーリー形式で表示してくれる機能です。
[シネマティック フォト]
[シネマティック フォト]は、機械学習にて画像の深度が予測され、3D 表現を用いて動的に印象的な画像を表示してくれる機能です。
[シネマティック フォト]の優れているところは、画像から被写体や背景を認識して深度を読み取るという点で、画像自体に深度情報が含まれている必要がありません。
新しい[コラージュ]
新しい[コラージュ]は、AI にてより豊かで芸術的にレイアウトされた[コラージュ]を作成してくれる機能。
写真と写真の類似点を見つけて一つの[コラージュ]をしてまとめてくれたりするのですが、例えば、同じ人物の数年前と現在の写真を日付けテキストも用いて比較表示してくれる “以前と今” や、旅行写真コレクションなど、AI で認識された同類の写真が[コラージュ]として表示されるようになります。
新しいテーマ
「Google フォト」の[思い出]は現在、[最近のハイライト]と過去同日の思い出写真を表示してくれる仕様となっています。
そして新しいテーマに沿った[思い出]も表示されるようになります。例えば[Into the Wild(荒野にて)]や[日没]などで、ハイキングやアクティビティなどの思い出写真が、[思い出]の新しいテーマとして表示されるようになります。
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Source:Google