- Google、発話障がい者の音声を「Google アシスタント」に認識させる研究「プロジェクト ユーフォニア」に日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語を追加
- 既存の英語を含めて計 5 言語で研究活動を拡大
- 発話障がい者向けアプリ「Project Relate」も日本語対応へ
Google は 2022 年 5 月 20 日、脳卒中、ALS、脳性麻痺、外傷性脳損傷、パーキンソン病などによる発話障がいを患う方の音声を「Google アシスタント」に認識させる研究「Project Euphonia(プロジェクト ユーフォニア)」に、新たな言語として日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語を追加したと発表しました。
「Project Euphonia」はもともと英語のみで研究が行われていたのですが、日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語が追加されたことで、計 5 言語での研究活動が拡大されます。
「Project Euphonia」の研究の元でベータ版として提供されているのが、Android 用発話障がい者向けアプリ「Project Relate」。現在「Project Relate」は英語のみの提供となっているのですが、「Project Euphonia」の研究が進むにあたって、将来的に日本語、フランス語、ヒンディー語、スペイン語でも利用出来るようになる予定です。
そして、「Google アシスタント」が発話障がい者の音声も認識できるようになります。
Source:Google