- 「+メッセージ」が公的個人認証サービス「JPKI」対応へ
- 「+メッセージ」とマイナンバーカードを用いた銀行口座開設やクレジットカード発行などが可能に
- 本人限定で開封可能な本人限定メッセージ機能も利用可能
NTT ドコモ、KDDI、ソフトバンクの MNO 3 社が 2018 年 5 月に提供を開始した、電話番号のみでテキスト、画像、動画のメッセージを送受信できる RCS(Rich Communication Services)モバイルメッセンジャーサービス「+メッセージ」が、2022 年 7 月よりついに公的個人認証サービス「JPKI」に対応します。
公的個人認証サービス「JPKI」は、住民票などの本人確認が必要な電子証明書を、例えば「+メッセージ」の自治体公式アカウントとマイナンバーカードを用いて、インターネット認証を行いつつ即座に発行手続きを行うことができる、認証と各種手続きが合体した便利サービスです。
「+メッセージ」が公的個人認証サービス「JPKI」に対応することで、例えば「+メッセージ」の銀行公式アカウントを通して口座開設申込を行いつつマイナンバーカードで認証を行い、そして銀行口座開設手続きを行ったり、クレジットカード会社公式アカウントを通してクレジットカード発行申し込みを行いつつマイナンバーカードで認証を行い、そしてクレジットカード発行申し込みを行ったりなどが可能となります。
さらに「+メッセージ」の公的個人認証サービス「JPKI」対応では、「+メッセージ」認証アカウントから送られた本人向けメッセージに対しマイナンバーカードにタッチして認証を行うことで開封ができる、本人限定メッセージ機能も実装されます。
多くの行政機関や自治体、企業が「+メッセージ」アカウントを保有し、そして公的個人認証サービス「JPKI」に対応することで、様々なオンラインサービスが展開されていくわけですね。
ちなみに、メッセンジャーサービスの代表格「LINE」は、2020 年 9 月末の段階で公的個人認証サービス「JPKI」に対応しています。