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Yuubin

吉報!国際郵便(EMS)リチウムイオンバッテリー搭載品の輸出解禁

なぜこんな大事なことを半年以上も経った今気づいたのでしょう。

悔しいです。

今回は輸入ではなくて輸出のお話。

個人輸入をマスターするにはやはり輸出のことも知っておいた方がいいと思っています。

サッカーでもディフェンスは守ればいいだけじゃなく攻めることも必要じゃないですか?

そのメソッドです。(強引)

皆様、国外に何かを送った経験はございますでしょうか?

私も何回か輸出をしたことがあります。

輸入代行とかをやっていると中には不良品があったりして、相手に送り返さないといけないからです。

そんな時にぶち当たるのがリチウムイオンバッテリーの問題。

2006年に相次いだ携帯電話向け及びノートパソコン向けのバッテリー不具合

文字通り、この年にリチウムイオンバッテリーの発火・爆発問題が急浮上いたしました。

そのため2006~2008年にかけて世界的にリチウムイオンバッテリーの輸出入が厳しく制限されることとなりました。

もちろん日本も同様に。

日本に関しては国内配送に関しては全て陸送、輸出に関しては多量の書類作成と厳しい審査が必要になりました。

またそれにさきがけ日本郵政が行っている国際郵便関しては、例外なくリチウムイオンバッテリーの輸出を全て禁止する事態となりました。

国外では例えば米国の郵便サービス・USPSが2011年辺りにリチウムイオンバッテリーの国際輸送を全面禁止したこともあります。
※その後2012年末辺りに一部国際輸送可能と規制解除いたしました。

私個人、個人輸入を始めたのが2010年くらいから。

すでにリチウムイオンバッテリー搭載品の輸出が難しい時代でした。

一応FedExで輸送は可能でしたが、どんなに小さく軽い物でも送料が10,000円程度掛かる始末。

不良返品が出ただけでそれまでの儲けがパーどころかマイナス。

不良品がないかどうかヒヤヒヤしていましたね。

『バッテリー非搭載』って申告すればいいと思うじゃないですか?

これがしっかり赤外線検査で中身を見られるので非搭載と書いてもバレるんです。

バレた経験一回有。

昨今の緩和傾向な動き

上でも述べた通りUSPSでは2011年に全面禁止しておきながら、一年も経たないうちに一部規制解除をいたしました。

モバイル端末時代の昨今、リチウムイオンバッテリーを搭載していないガジェットなんてありますでしょうか?

恐らく経済的にも大打撃&企業からの猛反発があったのではないですかね。

また技術の進歩もあり、バッテリーの発火・爆発問題が少なくなったのでしょう。

日本に関しては、個人的な主観ですが、異常と言ってもいいほどの規制かと。

単純に考えて、輸入した物を同じ手順で輸出できないっておかしいですよね?

それでいて輸出赤字がなんちゃらなんて言われても矛盾しか感じません。

2013年1月1日より国際郵便関でのリチウムイオンバッテリー輸出が可能に!

詳しくは下記をご覧ください。
国際郵便によるリチウム電池の郵送条件

多少条件付ではありますが、輸出OKとなっています。

  • 送付の条件(詳細)① 機器に取り付け又は内蔵されていること
  • 送付の条件(詳細)② リチウムの内容量又はワット時定格値等の条件を満たすものであること
  • 送付の条件(詳細)③ リチウム電池の数量が次に掲げる数量の範囲内であること

また2013年1月1日当初は全国の190の郵便局限定で受け付けられていましたが、8月からその他の郵便局でも(研修を受けたスタッフがいれば)受け付けてくれるそうです。

なぜ国際郵便がいいのか?

それはまさしく安くて速いからです。

EMSとか最高です!!

大きな物や高価な物を商用として多量に送る場合はFedEx・DHL・UPSがいいですが、携帯電話一台とかならEMSで十分。

平均2,000円くらいで送れますからね。

まとめ

輸入を知るには輸出も知っておくこと、その方が相手の気持ちにも立てるのでいろんなメリット・デメリットが見えてきます。

その時にあった最善の方法をチョイスするための知識・経験になると、私は思うんです。

輸入するにあたって気になること、それは価格=為替です。

今まさにアベノミクス効果で円安まっただ中。

そんな時にスマートに輸出にシフトできたらいいですよね。

そういうことです。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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