- Google、Android / iOS 版「Google マップ」アプリの「ロケーション履歴」仕様変更を発表
- 今後はタイムラインがデバイスに直接保存される仕様に(ロケーション履歴を ON にしている場合)
- 機種変更時などのためにデータのクラウドバックアップ機能も可能
Google は 2023 年 12 月 12 日(火)、地図サービス「Google マップ」の Android / iOS 版アプリにおける「ロケーション履歴」仕様変更を発表しました。
「Google マップ」の「ロケーション履歴」は、ユーザーの移動履歴をタイムライン仕様で保存してくれる移動履歴保存機能です。デフォルトでは OFF になっていますが、「Google マップ」設定(個人的なコンテンツ → ロケーション履歴)にて ON にしている場合に利用することができます。
もちろん、「ロケーション履歴」はデータを削除したり OFF にすることが可能です。
この「ロケーション履歴」の仕様が、これまでのクラウドバックアップ仕様からデバイスローカルへの直接保存仕様に変更されます。また機種変更時などに「ロケーション履歴」データを引き継ぐために、データの自動暗号化に対応したクラウドバックアップも提供されます。
このほか、「ロケーション履歴」を初めて ON にする場合、これまで 18 か月(1 年半)に設定されていた履歴保存期間が、デフォルトで 3 か月に変更されます。履歴保存期間はデフォルトで 3 か月に設定されるだけで、期間を延長することはもちろん、履歴の自動削除を完全に OFF にして履歴を保存し続けることも可能です。
そして「ロケーション履歴」仕様変更は、来年 2024 年に掛けて Android / iOS 版「Google マップ」アプリに対して段階的に提供されます。提供が開始されると通知されるので、仕様変更をしっかりと把握可能です。
「Google マップ」アプリリンク
Source:Google