Sony は、アイウェア型ウェアラブルデバイス SmartEyeglass の開発者用「SmartEyeglass Developer Edition SED-E1」の、日本国内投入を発表しました。
価格は税込 108,000 円で、3 月 10 日より、アプリケーション開発支援サイト “Sony Developer World“の SmartEyeglass 専用ページを通じて販売します。
また、「SmartEyeglass Developer Edition SED-E1」のデモ動画も YouTube で公開されています。
動画では、「SmartEyeglass Developer Edition SED-E1」のキット内容も確認可能です。
https://youtube.com/watch?v=Bx7O_h09HKA
「SmartEyeglass Developer Edition SED-E1」は、物理ボタン・タッチセンサー・マイク・スピーカー・バッテリー・NFC を搭載したコントローラーが有線で接続されています。
アイウェアは 77g と軽量で、Sony 独自のホログラム導光板方式光学技術を採用した薄型のディスプレイモジュールを搭載したレンズは、薄さ 3mm レンズに 85% の透過率と高い視認性を実現ししました。
左レンズには 3MP のカメラも搭載されています。
コントローラーに、専用の Android アプリ SmartEyeglass がインストールされているデバイスを Bluetooth でペアリングすることにより、視認中の対象物から視線を逸らすことなく、デバイスの情報や通知をアイウェアを通して確認できるようになります。
またコントローラーのタッチセンサー部分をスワイプして SmartEyeglass のプラグインアプリを起動・操作し、カメラを撮ったり、SmartEyeglass のコントローラーのマイクを利用した音声通話を利用したりすることが可能です。
ナビゲーション機能を使ってアイウェアにナビが表示されたり、送られてきたメッセージをアイウェアで表示したりなど、アプリを開発することで様々な利用方法が確立できるわけです。
「SmartEyeglass Developer Edition SED-E1」は開発者版ということもあり、Google Glass のようなスマートさはあまりないですが、恐らくシングルディスプレイモジュールも開発されているようなので、コンシューマー版ではもっとスマートになるのではないでしょうか。
ちなみに、日本以外では、米国英国ドイツでも発売されることが発表されています。
Source:Sony