楽天は 2018 年 6 月 14 日、同社の MVNO サービス「楽天モバイル」にて昨年 8 月から提供している音声通話プラン「スーパーホーダイ」を、同日夜 20 時よりリニューアルすると発表しました。
これまでの「スーパーホーダイ」
これまでの「スーパーホーダイ」の特徴は、データ定額 + 国内音声通話 5 分かけ放題のデータ通信と音声通話がセットで、更に月のデータ容量を使い切っても最大 1Mbps の高速通信による使い放題で利用できる点で、用意されているデータ容量は 2GB の「プラン S」、6GB の「プラン M」、14GB の「プラン L」の 3 種類となっていました。
- 「プラン S」
- 2,980 円（税抜き）
- 「プラン M」
- 3,980 円（税抜き）
- 「プラン L」
- 5,980 円（税抜き）
割引
また上記の基本料金から、楽天会員は 1 年間月々 1,000 円の割引（楽天会員割）となる点も特徴で、更に楽天ダイヤモンドは 500 円割引（ダイヤモンド割）の計 1,500 円が割り引かれていました。
- 楽天会員割
- 1,000 円割引（初年度）
- ダイヤモンド割
- 500 円割引（初年度）
最低利用期間による割引
このほか、2 年か 3 年の長期利用が考慮された端末割引サービス「長期優待ボーナス」も用意されています。「長期優待ボーナス」は端末と SIM（スーパーホーダイ）を一緒に契約するか、もしくは SIM のみの契約かで若干内容が異なります。
端末と SIM 同時契約
- 2 年
- 端末代から 10,000 円値引き
- 3 年
- 端末代から 20,000 円値引き
SIM のみ
- 2 年
- 10,000 楽天スーパーポイントプレゼント
- 3 年
- 20,000 楽天スーパーポイントプレゼント
新「スーパーホーダイ」
新「スーパーホーダイ」は基本料金は変わらず、最低利用期間や割引サービスが大幅に変更されています。
まずは、かけ放題の 10 分拡大です。特に料金は変わらず、これまでの 5 分以内の国内通話無料サービスが倍の 10 分になりました。
またプランも 2GB の「プラン S」、6GB の「プラン M」、14GB の「プラン L」に加え、24GB の「プラン LL」も追加されて全 4 プランとなりました。
- 「プラン S」
- 2,980 円（税抜き）
- 「プラン M」
- 3,980 円（税抜き）
- 「プラン L」
- 5,980 円（税抜き）
- 「プラン LL」
- 6,980 円（税抜き）
割引
割引も変更されています。
割引は楽天会員なら最大 2 年間毎月 500 円引き、ダイヤモンド会員なら更に最大 1 年間 500 円引きです。楽天会員の場合はこれまで最大 1 年間毎月 1,000 円割引となっていたので割引総額的には変わっていませんが、割引期間が変更となっています。
- 楽天会員割
- 500 円割引（2 年間）
- ダイヤモンド割
- 500 円割引（初年度）
長期割
新「スーパーホーダイ」は 2 年か 3 年の長期利用を前提とした端末割引サービス「長期優待ボーナス」がなくなっている代わりに、それぞれの期間に応じた基本料金割引サービスが新設されています。
- 最低利用期間 2 年
- 500 円割引（2 年間）
- 最低利用期間 3 年
- 1,000 円割引（初年度）
このほかも用意されています。「長期優待ボーナス」は端末と SIM（スーパーホーダイ）を一緒に契約するか、もしくは SIM のみの契約かで若干内容が異なります。
つまり SIM のみの契約の場合でも、これまでの「楽天スーパーポイント」プレゼントではなく、基本料金の割引を受けられるということになります。
契約解除料
気になる最低利用期間中の契約解除料ですが、これまでは最低利用期間 1 ～ 3 年に応じて変動していたのに対し、新「スーパーホーダイ」では一律で 9,800 円に統一されています。
まとめ
新「スーパーホーダイ」は端末とのセットと SIM のみの契約における割引やボーナスがが統一化されたことにより、とてもわかりやすくなりました。
ダイヤモンド会員の場合は、1 年間最大 2,000 円も割引されるのでかなりお得です。また月のデータ容量を使い切っても最大 1Mbps の高速通信で利用できる点は変更されておらずこの点もかなり魅力的なので、長期利用を検討されているユーザーは「楽天モバイル」を是非検討してみては？
Source：楽天モバイル
