2019 年 2 月 15 日(金)辺りに日本国内でも利用できるようになった、Android 純正「時計」アプリ内のアラーム(目覚まし)における「Google アシスタント」の “ルーティン”。
2 月 18 日(月)ということで週の初めの仕事開始だったので、早速利用してみました。適当な時間に設定するより、やっぱり日々の生活の中で利用してみるのが一番の効果測定になりますからね。
アラームの “ルーティン”
Android 純正「時計」アプリのアラームによる “ルーティン” は、例えば “OK Google. おはよう” などと「Google アシスタント」に言うことであらかじめプログラムした複数のボイスコマンドなどを一気に発動させることができる通常の “ルーティン” 機能を、「時計」アプリのアラームにてアラームの解除をトリガーとして発動させることができる新機能です。
つまりは、OK Google” 不要で “ルーティン” を発動させることができます。海外では 2018 年末に利用可能となっていたのですが、日本でも数か月遅れてようやく利用できるようになりました。
利用が想定されるのはやはり朝。朝の目覚まし解除と共に “ルーティン” を発動させ、「Philips Hue」などのライトを付けて朝のニュースや交通情報を「Google アシスタント」から流すことなどができるようになります。ただし、通常の “ルーティン” で利用できるカスタマイズ設定 “操作の追加” は、アラームによる “ルーティン” では行うことができない模様です。
デフォルトで用意されている設定の ON / OFF などを行うことのみができます。
まずは “ルーテイン” の設定
私は毎朝起きた時、“OK Google. おはよう” で “ルーティン” を発動させています。
発動させている内容は、部屋の電気(Philips Hue)を点灯、天気の読み上げ、ニュースの読み上げの 3 つです。今回はそれをアラームの解除に切り替えてみたわけですが、メディアの音量調整を最初に付け加えました。
たまに、爆音でニュースが流れ始めることもあったので(-_-;)
- メディアの音量調整 → 40
- 証明やコンセントの操作 → Philips Hue の起動
- お天気情報
- ニュース → J-WAVE・日経電子版・スポニチ・Yahoo! ニュース・TBS ラジオ
これを、6 時に鳴るアラームに設定しました。
“ルーティン” が 6 時に発動した
アラームの “ルーティン” を設定して眠りにつき、翌朝 6 時にアラームが鳴り、そして自動で “ルーティン” が発動しました。
“OK Google” を言わなくてよいのは楽ですね。ただし、2 点不満点がありました。
不満点
不満点、まずは Android がスリープになると「Google アシスタント」も止まってしまう点。これはちょっと不便。
そしてもう 1 点は、私は当初、家に設置している「Google Home」「Google Home Mini」「Google Home Hub」などの “ホームグループ” で “ルーティン” の天気情報やニュースを再生させていたのですが、今のところアラームの “ルーティン” は「Google Home」に対応しておらず、結局アラームを設定している Android のみでの再生となってしまう点です。恐らく今後、「Google Home」のアラームでも “ルーティン” が利用できるようになるとは思いますが、現状は不可能。
「Google Home」のアラームでも “ルーティン” が利用できるようになれば、最初に上げたスリープでの「Google アシスタント」停止に対する不満も解消されます。今後に期待ですね。
とはいえ、そこを差し引いて、そしてちゃんと対策さえすれば、便利なのは変わりはないと思いました。
まとめ
これまでの “OK Google” を言わないと発動しなかった “ルーティン” が自動で発動してくれるというのは、朝の寝起きの葛藤の中で “OK Google” をいうタイミングを見計らわなくて良く、ある意味強制的です。なので朝弱い方にとっては特にオススメ。
私は朝弱くはないのですが、やはり葛藤してしまう朝もあるので、一定のリズムを体に強制させられるのはとてもありがたいことです。
Android 純正「時計」アプリのアラームによる “ルーティン”、恐らく現在は国内の「Google アシスタント」をサポートしている Android で機種を問わずに利用できるので、是非活用してみてください。
ニュース等の読み上げ中に途中で読み上げを停止させる方法はあるのでしょうか?
一時停止できますよ