先日 Google のビデオ通話サービス「Google Duo」の Android 版で利用可能となった、「Google Nest Hub」や「Lenovo Smart Display M10」「Lenovo Smart Clock」など、自分のアカウントを登録している Google スマートディスプレイへのセルフ発信を試してみました。今回は、その簡単なレポートです。
Android 版「Google Duo」の Google スマートディスプレイへのセルフ発信は、要は 1 つの「Google Duo」アカウントのみで、スマートフォンの「Google Duo」アプリから Google スマートディスプレイへ発信し、通話をすることができる機能です。例えば仕事が終わって帰ることを家族に伝える “カエルコール” など、Android スマートフォンから家に置いてある Google スマートディスプレイに発信して家族と通話をするができます。
利用方法は簡単で、「Google Duo」アプリの “セットアップ済みの Home デデバイス宛に通話を発信” をタッチするのみ。これをタッチすることで、すぐに Google スマートディスプレイへの発信が開始されます。で、実際に発信してみました。
私は、輸入した「Google Nest Hub(Google Home Hub)」と「JBL Link View」の 2 台を持っています。どちらにも「Google Duo」アカウントを登録済みです。
結果、「JBL Link View」ではノック機能も再現されて着信されたものの、「Google Nest Hub」は着信してくれませんでした。これは恐らく、「Google Nest Hub」がカメラ非搭載のため。「Google Nest Hub」は「Google Home」アプリから「Google Duo」アカウントを登録して通話を利用することはできるものの、カメラ非搭載なのであくまでも音声通話の対応です。
一方で「JBL Link View」や「Lenovo Smart Display M10」などのカメラ搭載機種の場合は、「Google Duo」のビデオ通話が利用可能。ということで、セルフ発信も通常通りビデオ通話にて利用可能となる模様です。
「Google Nest Hub」で利用できないのはちょっと残念ですが、着信はされないものの不在着信履歴は残るという謎仕様でした。まだ機能として成熟されていない感じがします。
とりあえず、国内ではカメラ搭載「Lenovo Smart Display M10」も発売されているので、この機種を持っているユーザーは Android スマートフォンの「Google Duo」セルフ発信を試してみてください。