- 「モバイル Suica」で誤ってチャージした場合の取り消しは可能?
- 結果、取り消しは不可
- ただし退会する場合のみ払い戻し可能
数か月前の話になりますが、実家の東京に行った際に「Android Q Beta」を適用している「Pixel 3a」にて、「モバイル Suica」を利用することができずに困ったことをご報告させていただきました。
ただ実は、当時「モバイル Suica」が「Android Q」をサポートしていなかっただけで、実はバックグラウンドではチャージなどは行われていて、そのままかざして支払いなども行なうことができました。最初私はこれを知らずに、5,000 × 2 回の計 10,000 円チャージを行ってしまったんですよね。
現在は「モバイル Suica」も最新バージョンにアップデートしていれば、「Android 10(Android Q)」でも「モバイル Suica」を問題利用することができます。ただ私のように誤ってチャージした場合に、JR 東日本は取り消して払いも度しをしてくれるのかが気になったので、ちょっと調べてみました。
答えは、残念ながら No。誤ってチャージした場合でも、取り消し & 払い戻しは行ってくれない模様です。
- Q:誤って入金(チャージ)してしまった。操作を取り消せるか?
- A:入金(チャージ)の操作は取り消すことはできません。端末の不具合や通信エラーにより、何度も入金(チャージ)の操作を行った場合、後に当該回数分の処理が完了し、ご希望よりも多くの金額が入金(チャージ)される可能性あります。このような場合でも、操作の取消や払戻し(返金)はできかねますので、ご了承ください。
なかなか非常な対応ですが、どこからが誤りなのかを判断するのか、結構シビアですしね。私の場合は当時の「モバイル Suica」が「Android Q」をサポートしていないことを知らなかったわけですが、JR 東日本として当時の「モバイル Suica」が「Android Q」をサポートしていないことは明らかにしていました。
つまり、いくら私が誤ってチャージしたとはいえ、責任は私にあります。仕方ないことです。
ただ、JR 東日本は完全に払い戻しをしてくれないわけではない模様。「モバイル Suica」を退会する場合であれば、残高が残っている場合に限り手数料 220 円で払い戻しが可能となります。
- Q:モバイルSuicaの利用をやめて、退会(払戻し)したい。
- 退会(払戻し)手続きはモバイル Suica アプリ又は会員メニューサイトから行えます。お手続きの前に、以下ご確認ください。払戻しには所定の手数料(220円)がかかりますが、SF(電子マネー)残額を使い切ったうえでお手続いただけば手数料はかかりません。
払戻し金は、お手続き完了後 2 週間から 1 ヶ月程度でご指定の金融機関口座に振り込まれます。
ただし払い戻しには手続き完了後 2 週間から 1 か月程度掛かる場合があり、指定の金融機関口座に振り込まれる仕様なので、誤ってチャージしたクレジットカード支払い分がキャンセルされるわけではありません。また残高が 220 円を下回っている場合は、0 円返金となります。
というのが、今回調べた結果の内容です。誤ってチャージしてしまったとしてもあくまでも電子マネーに換金されるだけの話なので、チャージ分が無駄になるということではありません。なので、コンビニなどで使って消費すれば解決はします。
とはいえ、誤ってチャージしたときの、あの一瞬の絶望感はあまり味わいたくないですよね。「モバイル Suica」、会員を継続する場合は誤ってチャージしたとしても払い戻しはしてくれないので、気をつけましょう。
Source:JR 東日本