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やっとスマートドアベル「Nest Hello」導入!【レポート】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの 石井順 です。

2020 年 3 月中旬に、【スマートドアベル「Nest Hello」を設置できなかったけど諦めない話】というコラムを書かせていただいたのですが、そこから約一か月半も経過してしまいました。

なぜこんなに時間が掛かってしまったかというと、サボっていたわけではなく、当時 ebay.com から手配していた「Nest Hello」用の電源アダプタがなかなか届かなかったからです。さすがに一か月半も届かないので海外輸送中にロストしたのかと思っていたところ、ある日突然ポストに荷物が投函されていました。

あきらめていたのでビックリ。そしてうきうき気分で「Nest Hello」設置を開始!

実際の設置は、現行のドアベルの配線を利用するわけではなく、ドアベルの配線が通っている配管に、電源アダプタのケーブルを通してドアベルまで持ってくるという感じです。単に電源アダプタのケーブルを配管に入れても簡単に通らないので、通線ワイヤーを使います。

緑のワイヤーが配線ワイヤー

手配していた電源アダプタは、ケーブル長 6m。これなら余裕で届くはず、と思ったのですが、実際は 50cm くらいしか余りはありませんでした。危ない危ない。

グレーのケーブルは既存配線 / ブラックのケーブルが電源アダプタの配線

ちなみにうちの場合、トイレの天井裏に宅内の各配線が集約されていたので、まずは電源アダプタのケーブルをドアベルまで通して「Nest Hello」につなぎ、そして電源アダプタをトイレの天井裏に増設したコンセントに挿す、という流れの作業を行いました。電源アダプタ用のコンセントは既存のドアベルにつながっていた銅線を抜いて、ホームセンターで買ったコンセントにつなぐだけだったので超簡単。

前の記事【スマートドアベル「Nest Hello」を設置できなかったけど諦めない話】でもお伝えしましたが、本来「Nest Hello」は、既存のドアベルの配線をそのまま利用してドアベルを「Nest Hello」に交換し運用するのが基本仕様となっているのですが、海外と日本のドアベルの電源規格が異なるため、日本の場合はドアベルを「Nest Hello」に交換しても利用することができません。

詳細な話を言えば、日本の場合は基本的に、コンセントの AC 100V 電流を DC 5V 程度に変換してドアベルに接続する規格が一般的。しかし米国の場合、AC 100V を AC 16 ~ 24V に変換してドアベルに接続するのが一般的なわけです。なので日本の既存のドアベルの配線をそのまま流用することができないわけですね。

AC / AC の電源アダプター

そういうことで既存のドアベル配線を利用せずに電源アダプタを利用するわけですが、もし仮に既存のドアベルの配線を流用できたのであれば、「Nest Hello」のボタンが押されたときに既存のドアベルのチャイムが鳴りつつ、「Google Home」スピーカーや「Nest Hub」系スマートディスプレイから “フロントドアにどなたかいらっしゃいました” と音声で教えてもくれます。

つまり電源アダプタを利用するということは、既存のドアベルのチャイムを停止させてしまうことを意味します。前途の通り、日本の場合は基本的に既存のドアベルの配線を流用することができないので、結局電源アダプタを利用するしかないわけです。仕方ないですが、まぁそこまで不便さもありません。

※ドアベルを米国製に変更すれば流用可能(トランスフォーマーを噛ます必要あり)

と、長々説明してしまいましたが、無事に「Nest Hello」をちゃんと設置することができました。もちろん配線を通す前に電源アダプタを「Nest Hello」につないで、通電テストを行ってから設置もしています。

配線したのに利用できなかった、なんてなったら単に時間も無駄ですからね。

「Nest Hello」にブラックシリコンカバーをかぶせています

「Nest Hello」の土台の木製プレートは、ホームセンターで売っているものにドリルで穴を空けて加工したものです。また木製プレートの裏にラバーマットも貼って、雨や虫などの侵入も防げるようにしています。

遠目で見るとなかなかシュール。実際の作業時間は、事前準備などもしていたので 10 分程度で済みました。

これで完成!作業はすべてブレーカーを落とした状態で行っていたので、ブレーカーを上げてみました。すると「Nest」アプリに[Front Door]が登場!カメラもバッチリ動作しています。

そして「Nest Hub」でもカメラ映像がバッチリ。カメラ映像はチャイムボタンが押されたときに自動で表示されるほか、手動でリアルタイム映像を見ることも可能。素敵です。

うちは以前からスマートロック(August Smart Lock)も導入しているので、例えば不在時に荷物のお届けがあった場合、「Nest Hello」のチャイムボタンが押されるとスマートフォンに通知が飛んでくるのでスマートフォンで応答しつつ、さらに「August Smart Lock」専用の「August」アプリを起動してドアの鍵を開け、荷物を家の中に入れておいてもらうという、超スマートな連携が可能。

変な宗教の勧誘とか、滅びゆく古(いにしえ)メディア「新聞」や「NHK」の営業などが来た場合もいちいち通知は来てしまいますが、そういう場合は応答せずに無視しておけばいいわけです。逆に在宅時は「Nest Hub」に表示される映像を見て判断すればいいので、無駄に動く必要もなくなります。とってもスマートです。

ということで、無事に「Nest Hello」を導入することができ、そしてこの沖縄のド田舎の家を最先端にスマート化することができました。いや~幸せ!!

「Nest Hello」などのスマートドアベルの導入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「やっとスマートドアベル「Nest Hello」導入!【レポート】」への13件のフィードバック

  1. インターホンを押されてからスマホやnest hubへ通知までのタイムラグはどれくらいでしょうか??

  2. わざわざ動画まで用意いただきありがとうございます!
    以前、amazonのringではかなりタイムラグがあるという書き込みを見たことがあり、nesthelloではどうなのかなと気になっておりました。
    nesthubを各部屋に置けばわざわざインターホンまで行かなくて良いのでとても良さそうです。

  3. もともと設置してあった古いチャイムは鳴らないんですか?
    私も設置したいんですが、モニター付きのドアベルなので、触りだすとプチリフォームになっちゃうんですよねぇ。。。

    1. 既存のチャイムの電源が「Nest Hello」の規格に合致すれば既存のチャイムも鳴るように設置可能ですが、おそらく日本と海外では規格が違うので無理でしょうね。

  4. アダプターはebayで買わなくともYahooショッピングで売ってますよ、eufyはAC/DCのアダプターでも動作するそうなのでnestでも大丈夫かもです、それならAmazonで購入する事も出来ると思います。ちなみにインターホン等の30V以下の電気工事は資格が要らないらしいので、私はトランスと室内側の既存の配線を直接繋ぎました。

    1. 匿名さん
      AC100VをAC16~24V 10VAへ変換するトランスは、どちらで購入しましたでしょうか?

  5. クラウドサービスは日本からは利用できないでしょうか?
    5日間、10日間、30日間と画像を保存してくれるようです。

  6. この記事を見つけて勇気を得て、本日nest hello 手に入れました。
    もしわかれば教えて頂きたいのですが、
    usbコネクタがあるので、充電器を繋いでみたところ、電源が入りセットアップ出来てしまいました。まだAC/ACアダプターを手に入れていないのですが、このままusbからの給電で使っても大丈夫なのでしょうか?

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