こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの 石井順 です。
今回、私が住む沖縄現地の知人が「UQ mobile」を検討しているということで調べていたのですが、その中でビックリ仰天な事実を知ったので、ここに記させていただきますね。
発信専用アプリ不要がポイント、なのに?
その知人は現在、「IIJmio」を iPhone に挿して運用しています。
しかし 10 分かけ放題通話をする場合に発信専用アプリを利用するのが面倒で乗り換えたいと言っていたので、発信専用アプリ不要でかけ放題オプションが適用される「UQ mobile」か「ワイモバイル」を私がオススメしたわけです。で、「UQ mobile」が 2020 年 6 月 1 日から提供する新プラン「スマホプラン R」が面白そうということで、「UQ mobile」を検討し始めました。
が、後日その知人から、“「UQ mobile」って本当に発信専用アプリ不要でかけ放題が提供されるの?” と、スクリーンショット付きで指摘を受けました。知人が送ってきたスクリーンショットは、「UQ mobile」新プラン「スマホプラン R」の概要だったのですが、そこには “アプリ通話かけ放題” と、“アプリ” という文字が記載されていたんです。
しかし先日「UQ mobile(UQ コミュニケーションズ)」が公開した「スマホプラン R」の概要では、“アプリ” の文字はなし。
単なる記載ミスか何かかと思ったのですが、発信専用アプリ不要というのが重要なポイントで絶対外せなかったので、念のため「UQ mobile」に問い合わせてみました。
判明
「UQ mobile」に問い合わせてみた結果、すぐにその違いが判明しました。
その結果をお話する前に、次のことを認識しておく必要があります。「UQ mobile」は、UQ コミュニケーションズが適用する格安 SIM サービス(MVNO)であることは周知のとおりかと思いますが、実は沖縄では UQ モバイル沖縄株式会社が提供するサービスとなっているんです。
これは、au が KDDI と沖縄セルラー電話に分かれているのと同じで、沖縄と沖縄以外ではサービス提供会社が分かれているんですよね。
そして “アプリ通話かけ放題額” か単なる “かけ放題” かの違いは、ここにありました。UQ モバイル沖縄が提供する「UQ mobile」の場合は発信専用アプリ(UQ おはなしアプリ)が必要で、UQ コミュニケーションズが提供する「UQ mobile」の場合は発信専用アプリが不要なんだそうです。
さらに詳しくお話すると、沖縄で展開されている「UQ mobile」実店舗で契約する場合は、UQ モバイル沖縄版「UQ mobile」となるそう。しかし沖縄在住でも、UQ コミュニケーションズ HP や電話で契約する場合は、UQ コミュニケーションズ版「UQ mobile」となるそうです。
つまり知人が送ってきたスクリーンショットは、UQ モバイル沖縄版「UQ mobile」新プラン「スマホプラン R」の概要だったわけですね。「UQ mobile」のサービス提供会社が分かれていても基本的なサービスは同じと思っていたのですが、かけ放題部分で重要な違いがありました。
というビックリ仰天な話でした。沖縄のユーザーしか関係ない話ですけどね。