- Samsung、フォルダブルガラスディスプレイ「Galaxy Z Flip 5G」正式発表
- Snapdragon 865+ 5G プロセッサ搭載で次世代通信規格「5G」対応
- 2020 年 8 月 7 日よりグローバル市場で順次発売
Samsung は 2020 年 7 月 22 日、同年 2 月 12 日にサンフランシスコで行われた新型 Galaxy 発表イベント「Galaxy Unpacked 2020」において発表した、同社の折りたたみ式ディスプレイ搭載フォルダブルスマートフォン第 2 弾「Galaxy Z Flip」のスペックアップモデルとなる「Galaxy Z Flip 5G」を正式発表しました。
「Galaxy Z Flip 5G」は、「Galaxy Z Flip」の Snapdragon 855+ プロセッサから新たに最新の Snapdragon 865+ 5G プロセッサに変更されたスペックアップモデルです。名前の通り、次世代通信規格「5G」も新たにサポートします。
「Galaxy Z Flip 5G」は 8 月 7 日より、グローバル市場で順次発売される予定です。カラーバリエーションは、“Mystic Grey” と “Mystic Bronze” の 2 色で展開されます。
「Galaxy Z Flip 5G」
「Galaxy Z Flip 5G」は、2020 年 2 月 12 日に発表された「Galaxy Z Flip」から、プロセッサを Snapdragon 865+ 5G に一新し、次世代通信規格「5G」をサポートしたスペックアップモデルです。
基本的なデザインは「Galaxy Z Flip」と変わらず、折りたたみ式超薄型ガラスディスプレイ「Infinity Flex Display(インフィニティフレックスディスプレイ)」も搭載。ディスプレイサイズは、開いた状態で 6.7 インチです。
折りたたみ式デバイスということでディスプレイを完全に開いて使用することももちろん可能ですが、コンパクトな手鏡のように様々な角度で傾けた状態で開き、その状態を維持したまま操作する「フレックスモード」にも対応。「フレックスモード」は、画面上半分がディスプレイ、下半分が操作パネルというように、自動でアプリやコンテンツに最適化された UI となります。
「フレックスモード」は、「Google Duo」や「YouTube」など、順次対応アプリも拡大中です。また「フレックスモード」は以前より進化し、「フレックスモード」状態でカメラ撮影を行う場合、画面をダブルタップすることで、カメラプレビューを上下のディスプレイで切り替えることも可能となっています。
ちなみに折りたたみ部分は、マイクロハイトカットテクノロジーで製造されたナイロン繊維による「Hideaway Hinge(ハイダウェイヒンジ)」技術が採用されています。これにより、折りたたみ部分の強度も考慮されています。
本体外側には通知などを表示してくれる小窓式の 1.1 インチサブディスプレイ、本体右側面に指紋センサーを搭載し、フロントカメラは顔認証にも対応します。
「Galaxy Z Flip 5G」の主要スペックは、アスペクト比 21.9:9 の 6.7 インチ(2,636 × 1,080)フル HD+ ダイナミック AMOLED ディスプレイ、Snapdragon 865+ 5G プロセッサ、8GB RAM、256GB 内部ストレージ、1,200 万画素 × 2(超広角 + 広角)リアデュアルカメラ、1,000 万画素フロントカメラ、ワイヤレス充電対応 3,300mAh バッテリーを搭載。
ディスプレイ、RAM、内部ストレージ、カメラ、バッテリーは「Galaxy Z Flip」から変わらず、プロセッサのみ Snapdragon 865+ 5G に変更されています。OS も初期で Android 10 ベースの One UI を搭載。
そして eSIM と SIM スロット(nano SIM)のデュアル SIM 仕様も変わらずです。
「Galaxy Z Flip 5G」カラーバリエーションは “Mystic Grey” と “Mystic Bronze” の 2 色展開となっています。
主要スペック
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Source:Samsung