- スマートマスク「C-FACE」クラウドファンディング開始
- マイク内蔵で声をスマートフォンに転送
- テキスト変換や同時翻訳が可能
小型ロボット開発のベンチャー企業「ドーナッツ ロボティクス」は 2020 年 8 月 13 日、スマートフォンと接続して利用するスマートマスク「C-FACE」の資金調達受付を、クラウドファンディングサイト Makuake にて開始しました。
「C-FACE」の通常価格は税込み 4,378 円で、早期支援者には 5% 引きや 3% 引きが人数限定で適用されます。「C-FACE」の出荷開始予定時期は、今のところ 2020 年 2 月末までと、最大半年程度先です。
「C-FACE」
「C-FACE」はマイクを内蔵し、Bluetooth でスマートフォンと接続して利用するスマートマスクです。実際には市販のマスクの上に装着します。
「C-FACE」は専用アプリと連動して利用します。基本的にできることは、マスク越しにしゃべった内容がスマートフォン側で文字化されるテキスト変換や、そのしゃべった内容を任意の言語に翻訳してスマートフォンから発信する同時翻訳機能です。
さらに「C-FACE」の優れているところは、しゃべった内容や同時翻訳された内容を、10m 以内にある複数のスマートフォンに届けることができる点。これを活用することで、ソーシャルディスタンスで離れていたり、仕切りがあり直接声を届けにくい状況などでも、確実に音声を届けることができます。
「C-FACE」の通常価格は税込み 4,378 円と、かなり安価です。ただし、テキスト変換機能や同時翻訳、さらに今後アップデートで対応するオンラインミーティングやオンライン診療機能を利用するには、アプリ内の有料サブスクリプションサービスに加入する必要があります。
このほか「C-FACE」は Bluetooth 5.0 対応で、本体にバッテリーを内蔵します。連続待ち受け時間は最大 880 時間、連続利用可能時間は最大 30 時間と、かなり長持ち。
本体重量は 130g 程度で、Android 7.1.1 以降と iOS 13.5 以降のデバイスで利用可能です。