- Sony、次世代通信規格「5G」対応スマートフォン「Xperia 5 II(マークツー)」正式発表
- リフレッシュレート 120Hz ディスプレイ搭載
- 世界初 4K HDR@120fps 高画質スロービデオ録画対応
Sony は 2020 年 9 月 17 日、昨年同時期に発表したハイスペックスマートフォン「Xperia 5」の次世代モデルとなる次世代通信規格「5G」対応スマートフォン「Xperia 5 II(マークツー)」を正式発表しました。
「Xperia 5 II」は 2020 年秋以降に、日本を含む国と地域で発売されます。
「Xperia 5 II(マークツー)」
「Xperia 5 II(マークツー)」は、昨年発表された「Xperia 5」の後継機種にして、2020 年春に発表された「Xperia 1 II(マークツー)」並みに多機能 & ハイスペックとなりながらサイズを抑えた、ハイスペックコンパクトスマートフォンです。
「Xperia 1 II」と同じく、もちろん次世代通信規格「5G(Sub6)」に対応します。
「Xperia 5 II」の特徴は「5G」対応だけでなく、「Xperia 1 II」で採用された、一眼レフカメラ「α(アルファ)」シリーズ目玉機能の人や動物の瞳に焦点を当てて素早くフォーカスする AI フォーカス「Real-time AF」の Xperia 版「Real-time AF for Xperia」対応カメラを、幅 68mm のコンパクトボディに詰め込んだ点。さらに「Xperia 1 II」ではリフレッシュレート 90Hz だったディスプレイは、さらに 120Hz へと進化しました。
カメラ機能では、「Xperia 1 II」で初採用された、AF(オートフォーカス)/ AE(自動露出制御)の追従による最大 20 コマ / 秒撮影機能ももちろん対応。さらにビデオ撮影機能では、世界で初めて 4K HDR@120fps 高画質スロービデオ録画までサポートしました。マニュアル撮影モードの「Photography Pro」も、もちろん実装。
リアカメラは、ZEISS 製の標準、望遠、超広角のトリプルカメラを搭載。「Xperia 1 II」で搭載されている 3D 認識 iToF センサーは、「Xperia 5 II」では非搭載となっています。ちなみに、「Xperia 1 II」で採用されたワイヤレス充電も、「Xperia 5 II」では非対応となっています。
「Xperia 5 II」の主要スペックは、アスペクト比 21:9 シネマワイド仕様でリフレッシュレート 120Hz と HDR 対応の 6.1 インチ(2,520 × 1,080)フル HD+ OLED ディスプレイ、Snapdragon 865G プロセッサ、8GB RAM、128 / 256 GB 内部ストレージ、4,000mAh バッテリー、Android 10 を搭載。
リアカメラは、標準 1,200 万画素(F/1.7)Exmor RS for mobile + 望遠 1,200 万画素(F/2.4)+ 超広角 1,200 万画素(F/2.2)のトリプルカメラ仕様。フロントカメラは、800 万画素(F/2.0)のシングルカメラです。
機能面では IP68 防水防塵対応で、3.5mm イヤホンジャックとサイド指紋センサーも実装します。
オーディオ機能ではハイレゾ音源再生はもちろん、高音域の表現力と微細な音の再現性を向上した AI 機能「DSEE Ultimate」対応で、音楽ストリーミングサービスやワイヤレスヘッドホン使用時でも、ハイレゾ音源相当の音源再生を実現します。
フロントステレオスピーカーは、立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応。さらに Sony による新たな立体音楽体験技術「360 Reality Audio」もサポートします。
「Xperia 5 II」をまとめると、「Xperia 1 II」と比べて、ディスプレイ解像度が 4K(3,840 × 1,644)から フル HD+(2,520 × 1,080)に、リアトリプルカメラ + iToF センサーが iToF センサー抜きのリアトリプルカメラに、そしてワイヤレス充電対応からワイヤレス充電非対応に、それぞれスペックダウンしつつも、ディスプレイリフレッシュレートが 90HZ から 120Hz に向上し、さらに 4K HDR@120fps 高画質スロービデオ録画を新たにサポートし機能面で向上した、リニューアルモデルという感じです。
「Xperia 5 II」のカラーバリエーションは “ブルー” “グレー” “ブラック” “ピンク” の 4 色展開。
主要スペック
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Source:Sony