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Sony Cyber-Shot DSC-QX10

Sony Cyber-Shot DSC-QX10/100のカメラテスト

本日Sony Cyber-Shot DSC-QX10が届いたのでQX100と共に外でカメラテストをしてみました。

各撮影機能も踏まえてのテストです。

Screenshot_2013-09-28-21-01-27

※QX10には絞り優先撮影はありません。

カメラテストの前に”プレミアムおまかせオート”に関して説明させていただきます。

“プレミアムおまかせオート”は一回のシャッターで複数枚(最大で6枚)連射をし、その画像を重ね合わせて一枚のキレイな画像を作ってくれる機能です。

Sonyのサイトから抜粋。

暗いシーンでも、とびきりキレイに撮れる「プレミアムおまかせオート」

シーンや撮影者の状況に合わせて、最適な設定に自動調整してくれる「プレミアムおまかせオート」。最大ISO25600(*)に対応しています。暗いシーンでは、高速・高精度な画像処理によって最大6枚の連写画像を重ね合わせてノイズを低減。さらに、新たな信号処理技術により、暗所での画質が向上しています。また、逆光シーンでも、明るさ(露出)を変えた3枚の連写画像を重ね合わせ、白とびや黒つぶれを抑えて自然な一枚に仕上げます。

暗所・逆光シーンなどの条件の悪い場所での撮影でその能力を発揮してくれるわけですね。

今回のカメラテストはそこまで条件が悪かったわけではないので割愛させていただきます。

“プレミアムおまかせオート”のカメラテストはまたの機会に。

さて、まずはQX100。

デフォルトの”おまかせオート撮影”でオートフォーカスもONの状態、ズームは一番ワイド。

PICT_20130929_151506

そのままズームで寄ってみました。

画面タッチで置物にフォーカスを合わせてみたのですが、寄り過ぎだとこれが限界のようです。

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ズームを少し離して調整。

手前の置物に画面タッチでフォーカスを合わせました。

PICT_20130929_151700

奥の建物にフォーカスを合わせてみました。

PICT_20130929_151738

Pの”プログラムオート撮影”に切り替えてみました。

まずは露出を-3.0で撮影。

PICT_20130929_151912

次に露出を+3.0で。

PICT_20130929_151927

Aの絞り優先撮影に切り替えました。 ※QX10にはない機能です。

Fの絞り値を6.3で撮影。

PICT_20130929_152038

絞り値1.8で撮影。

PICT_20130929_151951

次にQX10に切り替え。

こちらもデフォルトの”おまかせオート撮影”でオートフォーカスもONの状態、ズームは一番ワイド。

PICT_20130929_152632

寄ってみました。

余りにも寄り過ぎなので思わず奥の雑草にフォーカスを合わせて撮影。

QX10は10倍ズームが特徴です。

PICT_20130929_152648

Pの”プログラムオート撮影”に切り替え。

露出を-3.0で撮影。

PICT_20130929_152731

露出を+3.0で撮影。

PICT_20130929_152747

個人的にカメラという物をまだ把握し切れていないのでフルで機能を使いこなせていませんが、今回いろいろ試してみて少しずつわかってきた気がします。

QX10はズームが特徴的でコンパクトデジカメに近い感覚で操作ができ、ささっと撮影するのに適していると思いました。

QX100は一眼的な立ち位置なんですかね?

おまかせオート撮影で簡単でキレイな写真を撮ることもできますが、絞り値を調節して芸術的な写真を撮影するのも面白いと思います。

ちなみに完全に個人的な意見ですが、特にQX100はアタッチメントを使用してスマートフォンに固定して写真を撮るのは普通のカメラと一緒な感じでまったく面白くないです。

せっかく無線でカメラが映している画像を端末側で見れるのですから、例えば三脚に固定して遠隔で撮ったり、右手に7インチ以下のタブレットを持って左手でQX10/100を持ち撮影するなどの、今までにあまりない方法で撮影した方が楽しめるはずです。

毎回のペアリングに時間が掛かったり環境によっては画像情報が遅延したり固まったままだったりという不満は多々ありますが、操作に慣れれば結構楽しめるガジェットだと思います。

持つ人によって・シーンによっていろいろな使い分けができますし、自分なりの使い方を見つけられればかなり面白いと思いますよ!

つまりは通常のカメラ撮影に慣れてしまっている方はまったく楽しめないと言えるでしょう。

カメラスペックとしては良いですがあくまでもスペック上の話であり、”カメラ”としての実用性は微妙ですから。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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