- 2021 年 2 月に発表されたリニューアル版「Android TV」がついに日本国内でも提供開始
- 「Google TV」のような[ホーム][おすすめ][アプリ]タブ仕様に
- アプリ横断型でジャンルを基にコンテンツが表示されるので結構便利
2021 年 2 月の公式発表当初、米国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランスの 5 か国で提供が開始された、Google テレビプラットフォーム「Android TV」のユーザーインターフェース(UI)リニューアル版が、2021 年 8 月上旬よりついに日本国内でも提供が開始されました。
リニューアル版「Android TV」の UI は、新テレビプラットフォーム「Google TV」のようなタブ仕様で、[検索(Google アシスタント)]のほか、[ホーム][おすすめ][アプリ]タブの 3 つのタブが、画面上部に並びます。
[ホーム]タブは、お気に入りアプリやチャンネルが表示され、それらにすばやくアクセスすることが可能。[おすすめ]は、ユーザーの視聴履歴などに基づいてオススメ動画やチャンネルが表示されるタブ。そして[アプリ]は、インストール済みアプリや「Google Play ストア」などが表示されます。
また[検索]では、インストール済みアプリや登録しているサブスクリプションサービスなど、それら全体から検索キーワードに合う映画やライブ配信などが、整理されて表示されます。
そしてリニューアル版「Android TV」の最大の特徴は、例えば「Prime Video」「Google Play ムービー & TV」「Abema」「dTV」「U-NEXT」といった複数の動画アプリから、[アクション映画][ホラー映画][バラエティー番組]などといった、ジャンルを基にしたアプリ横断型のコンテンツ表示となっている点。
旧「Android TV」のアプリでは、「Prime Video」「Google Play ムービー & TV」「Abema」「dTV」「U-NEXT」など、各アプリサービスごとにコンテンツが表示される仕様だったのですが、リニューアル版「Android TV」ではアプリごとのコンテンツ表示だけでなく、ジャンルからコンテンツを探すことができるようになっています。つまり、より好みのコンテンツを見つけやすくなり、単純に便利になりました。
リニューアル版「Android TV」では、そのコンテンツが複数のアプリで配信されている場合、コンテンツトップページから再生するアプリを選択することができます。
私の場合、[Pie(Android 9)]搭載の「Anker Nebula Cosmos Max」にてリニューアル版「Android TV」の配信を確認していますが、[9(Android Pie)]搭載の「JBL Link Bar」では旧 UI のままとなっています。
詳しくどの範囲でリニューアル版「Android TV」が国内配信されているかは不明ですが、比較的新しい「Android TV」デバイスやセットボックス、プロジェクターなどをお持ちの方は、是非システムアップデートを確認してみてください。
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