- 三井住友カード、SMBC グループの共通ポイントサービス「V ポイント」の Android 版アプリが「iD」に対応
- 「Google Pay」経由で「iD」決済が可能に
- Android 版「V ポイント」アプリは「Visa のタッチ決済」と「iD」の両刀使いが可能
三井住友カード株式会社は 2021 年 9 月 6 日、同年 2 月 1 日に提供を開始したSMBC グループの共通ポイントサービス「V ポイント」を管理できる専用スマートフォンアプリ「V ポイント」の Android 版アプリに対し、アプリバージョン v1.4.0 アップデートを配信開始しました。
今回の Android 版「V ポイント」アプリ v1.4.0 では、NTT ドコモが提供する決済プラットフォーム「iD」に新対応しています。ただし「V ポイント」アプリ単体で「iD」を利用できるわけではなく、Google 提供モバイル決済管理サービス「Google Pay」に「V ポイント」アプリで発行したヴァーチャルカード(iD)を登録することで、「Google Pay」経由での「iD」決済可能可能になります。
ちなみに Android 版「V ポイント」アプリは当初、Visa 提供の NFC 決済「Visa のタッチ決済」にのみ対応していたのですが、今回「iD」にも対応したことで、「V ポイント」アプリで発行したヴァーチャルカードを、「Visa のタッチ決済」と「iD」とで共有利用することができるようになっています。
「V ポイント」
「V ポイント」は、SMBC グループのサービスを利用することで、通常 200 円につき 1 ポイントが貯まる、SMBC グループの共通ポイントサービスです。
例えばクレジットカードの「三井住友カード」でお買い物したり、三井住友銀行で取引を行うことで、「V ポイント」が貯まっていきます。そして「V ポイント」は、「三井住友カード」支払い時にキャッシュバックしたり、集めた「V ポイント」を景品と交換したり、他社ポイントへ移行したりすることができました。
三井住友カード株式会社が提供している「V ポイント」アプリでは、その「V ポイント」を管理することはもちろん、アプリ上でデビット決済機能付きのバーチャルプリペイドカードを発行して、貯まった「V ポイント」を 1 ポイント = 1 円としてネットショッピングなどで利用することが可能です。
つまりバーチャルプリペイドカードを通して、「V ポイント」を電子マネーとして利用することができるわけです。さらに「V ポイント」アプリでは、アプリに登録したクレジットカードや三井住友銀行口座から「V ポイント」をチャージをすることも可能。
さらにさらに、Android 版「V ポイント」アプリで発行したバーチャルプリペイドカードは、「Visa のタッチ決済」と「iD」決済用として Google の Android 向けスマートフォン決済サービス「Google Pay」に登録することで、「Visa のタッチ決済」もしくは「iD」加盟店にてキャッシュレス決済を行うことが可能となります。
「V ポイント」バーチャルプリペイドカードはネットショッピング利用がメインとなりますが、「Google Pay(Visa のタッチ決済 / iD)」に登録することで、実店舗などでキャッシュレス決済も利用できるわけです。