- Nothing 製スケルトンデザインワイヤレスイヤホン「Ear(1)」に[低遅延モード]実装
- 動画視聴やゲームプレイ時の音声遅延が低減する機能
- ただし電波状況により Bluetooth が途切れる可能性もあり
すでに閉鎖されてしまったスマートフォンメーカー「Essential Products」の知的財産所有権を取得している英国のベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」が 2021 年 8 月 27 日に国内発売した、同社初となる第一弾開発新型ワイヤレスイヤホン「ear (1)」に対し 2021 年 9 月 22 日に、ファームウェアバージョン v0.6700.178 アップデートが配信開始されました。
今回の「ear (1)」ファームウェアバージョン v0.6700.178 アップデートでは、動画視聴やゲームプレイ時の音声遅延が低減する[低遅延モード]が新たに実装されています。ただし「ear (1)」の遅延モードは、障害物などの影響による電波干渉時に、Bluetooth が途切れやすくなる可能性もある模様です。
実際に「ear (1)」で[低遅延モード]を設定するには、まずは「ear (1)」アプリを最新の v1.0.7 以上にアップデートしつつ、さらに「ear (1)」をファームウェアバージョン v0.6700.1.78 にアップデートします。ファームウェアアップデート後に[低遅延モード]を利用するのは、「ear (1)」アプリのメニューから[遅延設定]をタッチし、[低遅延モード]を選択します。
Nothing ear (1)をご利用の皆様へ
平素ear (1)をお使い頂き誠にありがとうございます。
この度、ear (1)へ新たな機能として【低遅延モード】を実装いたしました。
ゲームや動画視聴をする際に、音の遅延の少ない再生ができます。
※障害物や電波状況により、Bluetooth通信が途切れやすくなる場合があります。
低遅延モードを使用するには、アプリとファームウェアが下記条件を満足していることをご確認ください。
- アプリバージョン1.0.7以上
- ファームウェアバージョン0.6700.1.78以上
使用方法:
アプリ右上の“…”からデバイス詳細ページから入って頂いて、低遅延モードメニューからオン・オフの設定ができます。
「Nothing ear (1)」
英国ベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」が 2021 年 7 月 27 日に発表した、同社初となる第一弾開発新型ワイヤレスイヤホン「ear (1)」は、デザイン性に優れ、ノイズキャンセリングやロングライフバッテリーなどに対応する多機能仕様ながら、なんとたったの税込み 12,650 円という安価な Bluetooth 対応ワイヤレスイヤホンです。
本体の柄の部分には、回路基板などの細部構造を覗くことができるスケルトンデザインを採用。タッチセンサーも搭載し、ジェスチャーコントロールをサポートします。
またその重量はわずか 4.7g と軽量で、人間工学に基づいたフィット感も演出し、見た目の美しさと着け心地が考慮された仕様となっています。また IPX4 防水もサポート。
本体スピーカーには 11.6mm の大型ドライバーが採用され、低音から高音までバランスの取れたサウンド再生を実現。また Bluetooth 規格も v5.2 対応と、最新のワイヤレス規格となっています。Bluetooth コーデックは AAC と SBC をサポート。
本体には外音取り込みに対応した 3 つのマイクを搭載し、アクティブノイズキャンセリングにも対応。アクティブノイズキャンセリングは、飛行機内などでノイズを大幅カットするマックスモードだけでなく、音楽や映像コンテンツに集中できるライトモードなども搭載。
またアクティブノイズキャンセリングを OFF にすることで、「ear (1)」を付けたまま会話も可能です。
「ear (1)」には、最大 5.7 時間連続運用が可能なバッテリーを搭載。さらに充電ケースは、「ear (1)」を約 5.5 回充電可能な大容量バッテリーを搭載します。そして、充電ケースはワイヤレス充電にも対応。
「ear (1)」専用のアプリも用意されるので、アプリを通してアクティブノイズキャンセリングの ON / OFF やジェスチャーコントロールのカスタマイズを行うことができるだけでなく、ソフトウェア更新ももちろん可能。
「Nothing X」アプリリンク
Nothing 商品ページリンク
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