こんにちは、「Jetstream BLOG」管理人兼ライターの 石井順 です。
2022 年 1 月 17 日頃についに国内発売された、スマートスイッチ「SwitchBot ボット」やカーテンスマート化 IoT「SwitchBot カーテン」などを提供するメーカー SwitchBot 初のスマートロック「SwitchBot ロック」。
私も早速、これまで運用してきた「Qrio Lock」を外して「SwitchBot ロック」に乗り換えました。その中で、「SwitchBot ロック」を使ってみて気づいたことがあるので、今回ご紹介させていただきます。
「SwitchBot ロック」
「SwitchBot ロック」は、「Qrio Lock」のような “つまみ(サムターン)” 部分への装着タイプとなるスマートロックです。
「SwitchBot」アプリからの遠隔操作はもちろん、スマートリモコン機能搭載ハブ「SwitchBot Hub Plus / Mini」を用いることで、「Google アシスタント」や「Amazon Alexa」などのスマートホームコントロールによる遠隔操作にも対応。さらに NFC タグ「SwitchBot タグ」を用いた操作にも対応しています。
そして驚きなのが、この多機能にもかかわらず本体価格がたったの税込み 9,980 円という低価格な点。これが SwitchBot 製品最大の特徴です。
近づくだけで自動解除する機能未搭載
私が「SwitchBot ロック」を数日使ってみて気づいた点は、「Qrio Lock」などのほかのスマートロックには実装されている、近づくだけで鍵を自動解除してくれる機能が未搭載という点です。
ほかのスマートロックに実装されている近づくだけで鍵を自動解除してくれる機能は、ペアリングしているスマートフォンとの Bluetooth 接続や、位置情報を用いて、ユーザーがドアに近づいたことを検知して鍵を解除してくれる便利機能です。ただ製品によって精度はまちまちで、私がこれまで運用してきた「August Smart Lock」や「Qrio Lock」では、近づくだけで鍵を自動解除してくれる機能が動作してくれないことがほとんどでした。
で、「SwitchBot ロック」はというと、この近づくだけで鍵を自動解除してくれる機能未実装。「SwitchBot ロック」の鍵を解除するには、「SwitchBot」アプリやウィジェットから[解除]ボタンを押すか、「Google アシスタント」などのスマートホームコントロールに話しかけるか、事前設定していおいた NFC タグにスマートフォンをタッチするかの方法となります。
要は、基本的にはスマートフォンを取り出す必要があるわけです。「Google アシスタント」などのスマートホームコントロールに話かける場合は唯一ハンズフリーでの解除ができるものの、[OK Google、鍵開けて]などのボイスコマンドの後に、事前設定しておいた 4 桁の PIN コードも伝える必要があるため、それはそれで若干手間ではあります。セキュリティ上、大事なことですけどね。
ただ、「SwitchBot ロック」が不便かと問われると、それはないです。なぜなら、上で述べた通りこれまで運用してきた「August Smart Lock」や「Qrio Lock」の近づくだけで鍵を自動解除してくれる機能は、精度が低かったため。基本的にはいつもスマートフォンを取り出してアプリを起動して[解除]ボタンを押していたので、この点を踏まえると使い勝手的な変化は特にありません。
「SwitchBot タグ」連動が便利!
とはいえ「SwitchBot ロック」、ほかのスマートロックにはない便利機能が実装されています。
それは、「SwitchBot タグ」などの NFC タグを用いて鍵の解除 or 施錠を行うことができる機能です。NFC タグを用いた鍵の解除 or 施錠機能は、「SwitchBot」アプリから事前に鍵の解除を行う NFC タグと鍵の施錠を行う NFC タグを(別々に)設定しておくことで、スマートフォンを NFC タグにタッチするだけで鍵の解除 or 施錠を行うことができるようになります。
そして「SwitchBot ロック」の NFC タグを用いた鍵の解除 or 施錠機能で大事な点は、NFC タグにスマートフォンをタッチした際に、「SwitchBot」アプリが起動する点。これはつまりどういうことかというと、NFC タグにスマートフォンをタッチする前に、画面ロックを解除しておかなければいけないということです。
要は、事前に NFC タグに鍵の解除 or 施錠機能を読み込ませておいてタッチされた際にそれが起動する仕様となるのではなく、あくまでも NFC タグに「SwitchBot」アプリの起動と鍵の解除 or 施錠の連動発動を促す作用を保たせておくだけにとどまっているということ。そのため、タッチするスマートフォン側に「SwitchBot」アプリがインストールされていて、さらに SwitchBot アカウントでログインしている状態であることが必須ということです。
つまりは、事前に鍵の解除 or 施錠機能を読み込ませておいた NFC タグに他人がタッチして、何も起こらないわけです。この性能を活かして、冒頭画像のように外に鍵の解除用の NFC タグを配置しておくことで、帰宅時に画面ロックを解除したスマートフォンをタッチすることで、鍵の解除を行うことができます。
事前の画面ロック解除が必須という点も、さらにセキュリティ性を向上させています。
物事は便利である以前に、セキュリティ性などが担保されていないと意味はありません。いちいち画面ロックを解除しないといけないことが一見不便に思えますが、こういったセキュリティ性を理解すれば納得できるでしょう。
これらを踏まえて、私は「Qrio Lock」から「SwitchBot ロック」に乗り換えて後悔など一切ありませんし、自宅の他の SwitchBot 製品ともまとめて管理できるようになったので、むしろよりスマートになりました。
「SwitchBot ロック」、正直オススメです。
Amazon 商品ページリンク
「SwitchBot ロック」は国内 Amazon.co.jpから購入可能です。本体価格税込み 9,980 円ですが、5% 引きなど、度々特価販売も行われています。
いつもswitchbotの最新の情報を提供してくれてうれしいです!
手ぶら解錠はIFTTTで実現できるかもですね!
やり方の解説したらもっとswitchbotロックが盛り上がると思います!
IFTTT もありますねー!
あざっす!
SESAME より高いのに機能が劣るような……?
SESAME って名前がダサいから却下
「SwitchBot」はカッコイイの……?
めっちゃ
家にあったらイイですよね。
いつも楽しく拝見しております。(万一紛失すると一大事ですが)SwitchBot リモートボタンで鍵を開閉することは可能でしょうか?
SwitchBot リモートボタンは SwitchBot スマート電球か SwitchBot カーテンなどにしか対応してないっぽいですね。残念。
qrio lock 使っているけど、9割の確率でハンズフリー解錠をしてくれるけどな。
一度ハンズフリーに慣れると、してくれないのは買う気がしない。
なぬー
私はSESAMEからSwitchBot に変えました。
それと
「SwitchBot Hub Pro / Mini」ではなく、「SwitchBot Hub Plus / Mini」では
そうだっけ!?
失礼しましたm(_ _)m
switchbotロック単体で家族共有って出来ますか?
はい、できます。
同じ SwitchBot アカウントでログインするだけです。