すでに専用アプリの更新情報からその存在が判明している、スマートスイッチ「SwitchBot ボット」やカーテンスマート化 IoT「SwitchBot カーテン」などをのスマートホーム製品を展開する SwitchBot の新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」。
そんな新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」を SwitchBot 様よりご提供いただいたので、今回の記事にて早速レビューをお送りさせていただきます。特に既存製品「SwitchBot 温湿度計」との違いは、皆さん気になるところですよね。
「SwitchBot 温湿度計プラス」
「SwitchBot 温湿度計プラス」、-20°C ~ 80°C までの温度範囲と 0 ~ 99%RH の湿度範囲の計測や、異常値を検出した際のアラート、スマートリモコン「SwitchBot Hub Plus / Mini」と連携したインターネット経由の遠隔温湿度管理など、基本機能は既存の「SwitchBot 温湿度計」と同じです。
もちろん「SwitchBot」アプリにて、設定温度や湿度をトリガーとして他の SwitchBot 製品の ON / OFF したりできる[シーン]機能にも対応します。
また電源も、既存の「SwitchBot 温湿度計」と同じく、単 4 電池 2 本となっています。バッテリー式ではなかった点が残念ですが、電池寿命は 1 年持つので、頻繁に電池を入れ替える必要はありません。
ただし「SwitchBot 温湿度計プラス」本体は、既存の「SwitchBot 温湿度計」から 2 回りほど大型化し、それに伴い表示領域も 3 インチへと拡大されています。テキストフォントも太字化されたので、より見やすくなりました。
「SwitchBot 温湿度計プラス」本体背面には「SwitchBot 温湿度計」と同じくマグネットが内蔵され、冷蔵庫の扉などに貼り付けることが可能。
さらに本体背面には、二段階式のキックスタンドを新搭載。既存の「SwitchBot 温湿度計」ではスタンド用のオプションパーツを装着する仕様でしたが、新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」では本体搭載 & 二段階式となり、設置性能が向上しました。
「SwitchBot 温湿度計プラス」の基本的な部分は、ざっとこんな感じです。
新搭載「快適度」
新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」、既存の「SwitchBot 温湿度計」と大きく異なる点は、新搭載された「快適度」表示です。
「SwitchBot 温湿度計プラス」の「快適度」は、例えば人体が一番快適に感じる温度(20°C ~ 26°C)と湿度(30% ~ 70%)を基準として、[乾燥][快適][湿潤]の 3 つのラベルでわかりやすく表示してくれる機能となっています。この「快適度」は、「SwitchBot 温湿度計プラス」本体での表示はもちろん、「SwitchBot」アプリでも確認することが可能。
また「快適度」の基準温度と湿度も、「SwitchBot」アプリからカスタマイズすることが可能です。
ただ少し残念なのは、この「SwitchBot 温湿度計プラス」の「快適度」が、単なるラベル表示だけという点。例えば「快適度」を「SwitchBot」アプリの[シーン]機能におけるトリガーの一つとして設定できれば良いのですが、今のところそういった機能は実装されていません。
単に「快適度」ラベルを見て、[乾燥][快適][湿潤]のいずれかを確認できるのみ。それならば温度と湿度を見るほうが早い気もします。
まとめ
新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」、電源が既存の「SwitchBot 温湿度計」から変わらず単 4 電池式となっている点と現状は実用性の低い「快適度」など、若干残念な部分はあったります。
既存の「SwitchBot 温湿度計」から変わらず温度と湿度しか計測でない点も、物足りない部分かもしれません。
ただし、画面表示が大きくなった点や設置性能が向上した点は、地味な改善と言えます。既存の「SwitchBot 温湿度計」が本体価格税込み 1,980 円なので、もしこれとほぼ変わらない価格で「SwitchBot 温湿度計プラス」が販売されるのであれば、「SwitchBot 温湿度計プラス」を選ぶほうが良いでしょう。
新製品「SwitchBot 温湿度計プラス」は、2022 年 3 月 1 日発売予定です。