DJI、新世代アクションカム「Osmo Action 3」発表

DJI、新世代アクションカム「Osmo Action 3」発表
向上された放熱システムにより 4K@60fps 撮影でも最大 160 分連続撮影が可能
本体価格税込み 47,300 円で 2022 年 9 月 17 日（土）発売

ドローンメーカー DJI は 2022 年 9 月 14 日（水）、“挑み続ける、自らの限界へ” がテーマの新生代アクションカム「Osmo Action 3」を正式発表しました。

「Osmo Action 3」は税込み 47,300 円で、2022 年 9 月 17 日（土）発売予定です。すでに DJI 公式 EC サイト DJI ストアのほか、大手家電量販店ビックカメラなどで予約も開始されています。

「Osmo Action 3」

「Osmo Action 3」はその名の通り、2019 年発売初代「Osmo Action」、2021 年発売第二世代「DJI Action 2」に続く、DJI 製アクションカムシリーズ「Osmo Action」の第三世代モデルです。

初代「Osmo Action」は GoPro 仕様、第二世代「DJI Action 2」ではモジュラー仕様のデザインが採用されていたのですが、第三世代「Osmo Action 3」では初代 GoPro 仕様に戻っています。ただし第二世代「DJI Action 2」で好評となっていたマグネットとフックを用いたクイックリリースシステムが採用されています。つまり、デザインは初代仕様に戻りつつも、第二世代で好評だったしっかりと継承しているわけです。

また第三世代「Osmo Action 3」では、第二世代「DJI Action 2」で特に不評だった放熱システムをしっかりと向上。第二世代「DJI Action 2」ではまともに 4K 動画撮影を行うことができないほどの高温化 & 強制シャットダウンに悩まされたユーザーも多いかと思いますが、第三世代「Osmo Action 3」放熱システムが向上し、例えば 4K@60fps 動画撮影時でも 1,770mAh バッテリーをフルで使用した最大 160 分連続撮影も実現しています。

このほか事前発表通り、動作環境温度 -20℃ ～と 16m 防水とより過酷な環境での撮影に対応し、さらに急速充電もサポート。18 分程度で最大 80%、50 分で満充電が可能です。

第三世代「Osmo Action 3」のカメラは、155° の超広角 FOV レンズの 1/1.7 インチイメージセンサーを搭載。電子式映像ブレ補正「EIS」ももちろんサポートし、最大 4K@120fps のスローモーション撮影にも対応します。もちろん静止画撮影やタイムラプスモード撮影、スマートフォンとペアリングした状態での Wi-Fi ライブ配信（最大 1080p@30fps）なども可能です。

第三世代「Osmo Action 3」の電子式映像ブレ補正「EIS」では、4K@120fps 撮影にも対応した強力ブレ補正「RockSteady 3.0」、常時水平維持「HorizonSteady」、45° 以内の傾きを水平補正する「HorizonBalancing」の 3 つのオプションが用意されています。

「RockSteady 3.0」: 4K@120fps 撮影にも対応した強力ブレ補正モード
「HorizonSteady」: 常時水平維持モード
「HorizonBalancing」: 45° 以内の傾きを水平補正モード

また第三世代「Osmo Action 3」は、これまでの横型撮影だけでなく、TikTok や YouTube ショートなどの縦型ショート動画に対応した縦型撮影もサポート。また第三世代「Osmo Action 3」は第二世代「DJI Action 2」と同じく、USB Type-C – 3.5mm 変換ケーブル（アダプタ）を用いた外部マイク入力もサポートしています。

第三世代「Osmo Action 3」にはデフォルトで専用ケースの保護フレームやクイックリリースアダプターマウントなど、複数アクセサリーも同梱（スタンダードコンボ）。さらに、多機能バッテリーケースや延長ロッドなどの追加アクセサリーも同梱される「アドベンチャーコンボ」も用意されます。価格は、「スタンダードコンボ」が税込み 47,300 円、「アドベンチャーコンボ」が税込み 66,000 円です。