北京で行われたMicrosoftの基調講演にて、Windows Phone 8.1 GDR1のDeveloper Previewが今週末から配信されることが明らかになりました。
Developer Previewということでインストールは任意で、またキャリアや購入元のショップの保証がなくなることも考慮する必要があります。
Windows Phone 8.1 GDR1で予定されているアップデート内容は以下の通りです。
- 解像度1280 × 800のWXGAディスプレイへの対応
- GPSによる時刻補正システム・NITZが不良の場合のNTP(ネットワークタイムプロトコル)への対応
- カーナビ利用時のCortanaによる電話帳エントリへの対応
- CDMA + GSMのDual-SIM端末への対応
- アプリフォルダの作成が可能に
- VoLTEに対応
- Dot View Caseに対応
- QuickWindow Casesに対応
また音声会話型アシストシステム・Cortanaの中国・イギリスへの拡大対応も発表されいました。
こちらはWindows Phone 8.1 GDR1とは別のプログラムとして配信予定とのことです。
またインド・カナダ・オーストラリアにも今後拡大予定とのことですが、日本に関しては特に発表されていません。
Windows Phone 8.1Developer Previewは2014年4月に配信が開始されましたが、アルファ版が7月に入ってやっと配信が開始されました。
そのためWindows Phone 8.1 GDR1のアルファ版配信もそれなりに時間が掛かるかもしれません。
ちなみにWindows Phone 8.1Developer Previewをインストール済み端末をアルファ版Windows Phone 8.1へアップデートした際に文鎮化するという事象も報告されています。
Windows Phone 8.1 GDR1 Developer Previewのインストールも完全に自己責任となるので注意が必要です。
Source:WPCentral