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Nest Doorbell(Wired)

輸入して設置!新型スマートドアベル「第2世代Nest Doorbell(Wired)」

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

なんとなく思い立って、昨年(2022 年 10 月 4 日)Google が「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」と共に発表した、日本未発売の新型スマートドアベル「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」を、米国 Amazon.com から輸入して設置してみました。今回はその簡単な紹介というか、単なる自己満足的な内容です。

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」

Nest Doorbell(2nd Gen)
「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」は、2018 年当初「Nest Hello」として米国などの海外で発売され、2021 年には「Nest Doorbell(Wired)」に名称変更されたスマートでアベル後継モデルです。

その主な仕様は日本でも販売されている「Nest Doorbell(Battery Type)」とほぼ同じで、本体カメラは HDR 対応 1,300 万画素(1,280 × 960)1/3 センサー & 画角 145° レンズを搭載。モーションセンサーと機械学習によるカメラ監視と人 / 荷物 / ペット / 車の区別とそれに合わせた通知や、ナイトビジョン機能による夜間監視にももちろん対応します。マイクとスピーカーも搭載し、双方向通話にも対応しています。

ただし、バッテリーを搭載しつつも有線接続に対応する「Nest Doorbell(Battery Type)」に対して、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」はシンプルでエレガントなデザインはそのままに、有線接続のみの対応となっている点が最大の特徴。その分、「Nest Doorbell(Battery Type)」に対して約 30% もの小型化を実現しています。

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」も初代「Nest Doorbell(Wired)」や「Nest Doorbell(Battery Type)と同じく、サブスクリプション型見守りサービス「Google Nest Aware」にももちろん対応。もし「Google Nest Aware」に加入しなくても、最大 3 時間のアクティビティ動画撮影とクラウド転送による「Google Home」アプリからの録画動画確認が可能です。

さらに「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」の特徴として、本体に内蔵ストレージを搭載し、最大 1 時間分の動画をローカル保存しておくことができる機能を新たに実装。これにより、もし Wi-Fi 通信が途切れたりなどでオフライン状態になったとしても、1 時間分の動画録画が可能となっています。

ちなみに「Nest Doorbell」シリーズの動画は、最大 5 分の撮影を 1 クリップとして録画されます。つまり、ローカルに最低でも 12 クリップ保存可能です。

Nest Doorbell
「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」/「Nest Doorbell(Battery Type)」

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」はさらに、初代「Nest Doorbell(Wired)」(旧 Nest Hello)との互換性が考慮されていて、ドリル穴やネジなどはそのままで、初代「Nest Doorbell(Wired)」から「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」に簡単に付け替えが可能。(日本ではほぼ居ないと予想はされますが)初代「Nest Doorbell(Wired)」ユーザーは、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」に簡単に移行可能です。

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」のカラーバリエーションは「Nest Doorbell(Battery Type)」と同じく、“Snow” “Linen” “Ivy” “Ash” の 4 色展開。米国における本体価格は、$179.99。

設置

Nest Doorbell(Wired)
「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」“Ivy”

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」は初代「Nest Doorbell(Wired)」との互換性が考慮されているということで、私の家に設置済みの初代「Nest Doorbell(Wired)」を取り外し、ささっと「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」を設置してみました。チョイスしたカラーは、“Ivy(アイビー)” です。

とはいえ、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」と初代「Nest Doorbell(Wired)」は土台の設計が異なるため、土台ごと交換する必要はありました。それでも(前途の通り)ネジ穴やネジはそのまま流用可能なので、交換自体はものの数分で完了。

ちなみに、初代「Nest Doorbell(Wired)」から「Nest Doorbell(Battery Type)」「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」まで、有線電源規格は AC 100V / AC 16 ~ 24V となっていて、日本で一般的に用いられるインターホンやドアベルの電源規格 AC 100V / DC 5V と互換性がありません。そのため、Amazon や ebay などで出品されている AC 100V / AC 16 ~ 24V 対応の電源アダプターを用いて配線を確保する必要があります。

AC 100V / AC 18V 電源アダプター
AC 100V / AC 18V 電源アダプターを用いて配線確保
Nest Doorbell(Wired)
「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」配線接続

※細かい話をすると、初代「Nest Doorbell(Wired)」を設置した当時の家から 2023 年 4 月に引っ越しをしていて、そして新居に一旦初代「Nest Doorbell(Wired)」を設置していたので、今回はそこから「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」への交換です

ということで、設置完了。急ぎ設置する必要があったため、土台を固定している木製プレートがみすぼらしい状態ですが、これはそのうちキレイにします。

Nest Doorbell(Wired)
「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」設置

「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」は初代「Nest Doorbell(Wired)」とハードウェア的な互換性はありますが、初代「Nest Doorbell(Wired)」は「Nest」アプリで管理する一方で、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」は「Nest Doorbell(Battery Type)」と同じく、「Google Home」アプリでの管理となります。「Nest」アプリはおそらくそのうち「Google Home」アプリに完全移行すると予想もされるのでですが、現状は初代「Nest Doorbell(Wired)」だけのために「Nest」アプリを使用する必要がありまったくスマートではなく、そもそも「Nest」アプリは現状日本語未対応ということもあるので、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」に交換したお陰でスマートホームアプリも「Google Home」に統一できました。良かった良かった。

で、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」の使い勝手は、はっきり言って「Nest Doorbell(Battery Type)」と変わりません。“だったらわざわざ輸入せずに「Nest Doorbell(Battery Type)」でいいじゃん” って声が聞こえてきそうですが、“「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」を使ってみたい” という欲には勝てなかっただけの話です。

前途の通り、そもそも日本未発売の初代「Nest Doorbell(Wired)」と互換性のある日本未発売の「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」ということですし、使い勝手は結局「Nest Doorbell(Battery Type)」と変わらないので、「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」を輸入する価値はほぼなく特にオススメもしません。まぁでも、私は実際に「第 2 世代 Nest Doorbell(Wired)」を体感できたので、欲が満たされて満足。

“でも” というより、むしろ “だからこそ” 大満足です。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「輸入して設置!新型スマートドアベル「第2世代Nest Doorbell(Wired)」」への5件のフィードバック

  1. 現在バッテリーモデルを使用しています。ボタンが押されてから、nest hubなどに通知されるまで7秒程度くかかり(更に画像が表示されるまで数秒かかる)、レスポンスが悪い点にうんざりしています。ワイヤードモデルに変えることで、その点は改善されるでしょうか?

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