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TicWatch Pro 5

改善に期待。「TicWatch Pro 5」感想【PR】

この記事は、Mobvoi Japan 様の提供でお送りする PR 記事です。

スマートウォッチメーカー Mobvoi の国内法人 Mobvoi Japan 様より、2023 年 5 月 24 日(水)に発表され即日発売された新型 Wear OS スマートウォッチ「TicWatch Pro 5」をご提供いただきましたので、簡単なレビューをお送りします。

「TicWatch Pro 5」、2021 年 10 月に発表された「TicWatch Pro 3 Ultra」以来となる Mobvoi 製新型 Wear OS スマートウォッチで、しかも Qualcomm 製次世代プロセッサ「Snapdragon W5+ Gen 1」や 2GB RAM、Wear OS 3 搭載と現行の Wear OS スマートウォッチで最高のスペックを誇ることから、かなり期待値の高い製品です。実際使ってみた感想として、私がこれまで運用してきた Wear OS スマートウォッチの中でダントツにレスポンスが良く感じました。

「TicWatch Pro 5」

Ticwatch Pro 5
「TicWatch Pro 5」

「TicWatch Pro 5」は、Qualcomm 製次世代プロセッサ「Snapdragon W5+ Gen 1」や 2GB RAM、そして OS に Wear OS 3(Wear OS v3.5)を搭載する、ハイスペック Wear OS スマートウォッチです。

前作「TicWatch Pro 3 Ultra」から 30% 小型化している一方で、性能とパフォーマンスが 2 倍、消費電力効率は 50% 向上。バッテリー容量は 628mAh で、新しい高速充電テクノロジーに対応し、30 分 65% まで、15 分充電で一日利用できる程度のバッテリー充電を実現します。

ちなみに、前作「TicWatch Pro 3 Ultra」よりも 8 時間長い、最大 80 時間連続運用が可能です。

TicWatch Pro 5
最大 80 時間連続運用可能

ディスプレイは TicWatch Pro シリーズ恒例のデュアルディスプレイ仕様で、メインに 1.43 インチ(466 × 466)OLED ディスプレイ、サブに超低電力ディスプレイを搭載。超低電力ディスプレイのみを使用する、Bluetooth / Wi-Fi OFF 超低消費電力モード「Essential Mode」も、もちろん搭載します。

超低電力ディスプレイは前作「TicWatch Pro 3 Ultra」と同じく、全 18 色のカラーパレットバックライトから好みのバックライトカラーを選択可能。また運動中は心拍数や歩数が表示されるほか、心拍数に合わせてディスプレイのバックライトカラーが、ブルー / グリーン / イエロー / オレンジ / パープル / レッドの 6 色で変化します。

たとえば、脂肪燃焼効率が上昇し始める心拍数 140 からがイエロー、心拍数 180 以上の危険領域がレッド、という感じ。特に心拍数を意識してトレーニングする場合に、「TicWatch Pro 5」のディスプレイ表示は役に立ちます。

Ticwatch Pro 5
超低電力ディスプレイ

これまでの TicWatch Pro シリーズに採用されてきた 3 ボタンデザインから、「TicWatch Pro 5」では触覚フィードバック搭載回転リューズボタン + サイドボタン(×1)の 2 ボタン仕様に変更。回転リューズでは、ディスプレイスクロールや音量増減などの操作に対応し、サイドボタンは電源ボタンを兼ね備えます。

TicWatch Pro 5
触覚フィードバック搭載回転リューズボタン + サイドボタン

「TicWatch Pro 5」は米国軍規格の耐久性基準「MIL-STD-810G」に対応するほか、5 気圧防水にも対応。このほか機能面では、スピーカー、光学式心拍センサー、NFC(Google ウォレット)を搭載し、GPS / 北斗 / グローナス / ガリレオ / みちびきの 5 つのグローバル衛星システムをサポートします。

NFC 版「Google ウォレット」は対応しますが、FeliCa 非搭載なので「Suica」非サポートです。対応するクレジットカードにて、「Visa のタッチ決済」「Mastercard コンタクトレス」は利用可能。

ヘルス機能では、心拍計測や睡眠トラッキングはもちろん、ストレス値、環境ノイズ測定、SpO2 センサーによる血中酸素飽和度まで測定可能。血中酸素飽和度の自動測定で健康状態を管理したり、呼吸トレーニングセッションを行ってストレス値を下げたりなど、健康管理に特化した機能も、これまでのシリーズ通り満載です。

「TicWatch Pro 5」の主要スペックは、「Snapdragon W5+ Gen 1」プロセッサ、2GB RAM、32GB 内部ストレージ、628mAh バッテリーを搭載。サイズは 50.1 × 48.0 × 12.2 mm で、重量は 44.3g。バンド幅は 24mm と、これまでよりも太めとなっています。

カラーバリエーションは、“Obsidian(オブシディアン)” の 1 色展開です。公式価格は税込み 49,999 円。

主要スペック

OS
Wear OS 3
サイズ
50.1 × 48.0 × 12.2 mm、バンド幅 24mm
重量
44.3g
ディスプレイ
1.43 インチ(466 × 466)OLED + 超低電力ディスプレイ
プロセッサ
Snapdragon W5+ Gen 1
RAM
2GB
内部ストレージ
32GB
Wi-Fi
802.11 b / g / n
Bluetooth
5.2
バッテリー
628mAh、新高速充電テクノロジー
その他
スピーカー、光学式心拍センサー、5 気圧防水、MIL-STD-810G、NFC(Google ウォレット)、GPS / 北斗 / グローナス / ガリレオ / みちびき
カラー
Obsidian

「TicWatch Pro 5」感想(というか不満点)

TicWatch Pro 5
「TicWatch Pro 5」感想

私はこれまで、Google 製 Wear OS スマートウォッチ「Google Pixel Watch」を運用し続けてきたのですが、「TicWatch Pro 5」を装着してみた感想は、「Google Pixel Watch」よりも明らかにレスポンスは上ということ。

この辺は、Qualcomm 製次世代プロセッサ「Snapdragon W5+ Gen 1」搭載という点からも、正直予想どおりの仕様でした。これでもし「TicWatch Pro 5」の方がレスポンスが悪かったとしたら、そっちのほうが問題です。

だからこそ、「TicWatch Pro 5」に対する不満点が気になりました。

その一つは、付属するラバーバンド(Silicone Rubber strap)がペラペラでチープな点。一方で「Google Pixel Watch」付属のアクティブバンドはしっかりしていて、肌触りも良好。「TicWatch Pro 5」のラバーバンドは市販の物に交換すれば良いだけですが、もう少しどうにかならなかったのかと思ってしまいました。

次の不満点は、「Google Pixel Watch」や Wear OS 3 にアップデートした「Fossil Gen 6」シリーズには実装されている[スマートウォッチの向き]が、「TicWatch Pro 5」には現時点で実装されていない点です。[スマートウォッチの向き]ではその名称の通り、Wear OS スマートウォッチの向けを装着する左右の上に合わせたり、ボタン位置を考慮して、好みの向きに設定することができます。

私はバイクに乗るのですが、Wear OS スマートウォッチの物理ボタンと手の甲やグローブが干渉して誤作動してしまうことがあるため、「Google Pixel Watch」のリューズボタンが手の甲側ではなく腕側に来るよう、[スマートウォッチの向き]で設定を調整します。ちなみに腕時計はもっぱら左上で装着派なので、装着手首[左]+ リューズ位置[左]の組み合わせ設定です。

Google Pixel Watch
[スマートウォッチの向き](Google Pixel Watch)

しかし「TicWatch Pro 5」には、この[スマートウォッチの向き]設定が未実装。Wear OS 3 に実装されているシステムベースの機能なのと思っていたのですが、どうやら違った模様です。

「TicWatch Pro 5」のためだけにバイク乗車時のみ右手に装着するのもしゃくに障るので、是非今後のソフトウェアアップデートなどで[スマートウォッチの向き]設定を新搭載して欲しいところですね。

iOS 未対応

Mobvoi Health
「Mobvoi Health」

「TicWatch Pro 5」は、Mobvoi 製 Wear OS「TicWatch」の上位モデル「TicWatch Pro」シリーズの、最新次世代モデルです。

しかし、これまでのシリーズでは母艦側にインストールする Android / iOS 版「Mobvoi」アプリと Android / iOS 版「Wear OS」アプリでの管理となる一方で、「TicWatch Pro 5」は Android 版「Mobvoi Health」アプリでの管理となります。iOS 版「Mobvoi Health」アプリはリリースされていないため、「TicWatch Pro 5」は現時点で iOS 未対応です。

今後 iOS 版「Mobvoi Health」アプリがリリースされるかは不明ですが、とりあえず今のところ「TicWatch Pro 5」を iPhone と接続して運用することができないため、この点十分注意してください。

「Mobvoi Health」アプリリンク

Google Play で手に入れよう

面白い[水抜き]機能

TicWatch Pro 5
面白い[水抜き]機能

「TicWatch Pro 5」は 5 気圧防水対応なので、水場はもちろん、水泳時のフィットネストラッカーとして運用可能です。

ただ、だからといって、本体に水滴が付着し続けることが良いわけではありません。そんなことを考慮してか、音を発して「TicWatch Pro 5」のスピーカーに詰まった水滴を抜く[水抜き]機能が実装されています。

「TicWatch Pro 5」の[水抜き]機能は、クイック設定から利用可能。[水抜き]アイコンをタップすると、5 秒程度ビープ音が鳴り、スピーカーに詰まった水を抜いてくれます。面白いですね。

クイック設定編集可能(良い点)

TicWatch Pro 5
クイック設定編集可能

ホーム画面下スワイプで表示される「TicWatch Pro 5」のクイック設定は、なんと編集可能です。

Android デバイスのように、よく利用するクイック設定はアクセスしやすい配置にしたり、逆に利用しないクイック設定は削除したりが可能です。この点は、クイック設定未対応の「Google Pixel Watch」に対する、明らかな優位点です。

「Google Pixel Watch」も是非、見習うべきですね。

まとめ

TicWatch Pro 5 Google Pixel Watch
「TicWatch Pro 5」と「Google Pixel Watch」

「TicWatch Pro 5」、使用感的には当然の如く「Google Pixel Watch」よりも上ですが、それはスペックから見ても、税込み 49,999 円という価格からしても当たり前のことです。

今回紹介した通り、機能面ではまだ多少とクセはありますが、今後のソフトウエアアップデートなどで改善できる点ばかりなので、そういった意味では今後にも期待できる製品となっています。とはいえそもそもバッテリー持ちも良く、心拍計測、睡眠、ストレス値、環境ノイズ、血中酸素飽和度などといったヘルス関連機能も満載で、健康管理に役立つことは間違いありません。超低電力ディスプレイで確認できる心拍数や、トレーニング中など心拍数に合わせたバックライトカラー表示なども、トレーニーには嬉しい機能と言えるでしょう。

「TicWatch Pro 5」は前途の通り、本体価格が税込み 49,999 円とちょっと高めではありますが、期待を裏切らず、そして価格から連想させる機能やレスポンスのハードルもしっかり超えてくるハイスペック Wear OS スマートウォッチです。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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