- 視覚障害者向け Android アプリ「Lookout」にアプリバージョン v4.0(v4.0_reveal_20230811.00_RC03 (arm64-v8a))アップデートが配信
- 2023 年 5 月にクローズドベータ機能として提供された画像要約機能「画像モード」を実装
- そのほかの機能も最適化
2023 年 8 月 18 日(金)、視覚障がい者向け被写体認識 Android アプリ「Lookout(Lookout by Google)」に対し、プリバージョン v4.0(v4.0_reveal_20230811.00_RC03 (arm64-v8a))アップデートが配信開始されました。
今回の「Lookout」アプリ v4.0 では、2023 年 5 月にクローズドベータ機能として提供された画像要約機能「画像モード」が、ベータ版として実装されています。「Lookout」アプリの「画像モード」は、画像に写る被写体や背景などを、Google の AI 分野研究グループ「Google DeepMind」が開発した高度なビジュアル言語モデルが認識して要約し、視覚障がいユーザーに音声などで知らせてくれるユーザー補助機能です。
この「画像モード」の優れている点は、画像に保存されているキャプションや代替テキストを読み取るわけではない点で、キャプションや代替テキストの有無など一切関係なしに、画像から得られた情報を教えてくれます。
「Lookout」アプリ v4.0 ではこのほかに、「テキストモード」「ドキュメントモード」ににける、メニュー / 領収書 / その他書式付きテキストの読み上げ順序改善、「探検モード」のオブジェクト検出改善、ブラジルとインドにおける「食品ラベルモード」の食品認識拡大、「ドキュメントモード」における新サウンドデザインの、複数の改善や新機能が内包されています。
「Lookout」アプリリンク
Source:Google
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