こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。
IoT デバイス No.1 ブランド SwitchBot が 2023 年 8 月 25 日(金)に海外で発表したカーテン IoT 化デバイス第 3 世代モデル「SwitchBot カーテン 3」。
「SwitchBot カーテン 3」は現在、国内 Amazon.co.jp や各家電量販店を通して予約が開始されているのですが、実はヨドバシカメラでは店舗販売が開始されています。とはいえ 2023 年 8 月 28 日(月)時点ではまだ店頭展示が行われておらず、公式 EC サイト「yodobashi.com」で注文するか、もしくは「yodobashi.com」を通して「ネットで注文 店舗で受け取りサービス」を行うことで入手することができます。
「yodobashi.com」の「ネットで注文 店舗で受け取りサービス」では、在庫のある店舗にて最短 30 分で受け取りが可能。ということで、早速「ヨドバシカメラ マルチメディア横浜」で「SwitchBot カーテン 3」を購入してきました。
「SwitchBot カーテン 3」
「SwitchBot カーテン 3」は、2020 年に初登場したカーテン IoT 化デバイス「SwitchBot カーテン」と 2022 年に登場した第 2 世代モデル「SwitchBot カーテン 2」に対する後継の第 3 世代モデルです。
第 3 世代「SwitchBot カーテン 3」の特徴は、前作「SwitchBot カーテン 2」から推力が約 2 倍となり、最大 15kg の重いカーテンの開閉に対応した点。また静音性能も「SwitchBot カーテン 2」の ≤52dB から ≤42dB に向上しつつ、動作音を ≤25dB に抑える超静音モード「QuietDrift モード」も新搭載します。
本体はこれまでのモデルに比べて大型化していますが、もちろんスマートホーム統一規格「Matter」対応で、スマートハブ「SwitchBot ハブ 2」を介して「Matter」スマートホームネットワーク機器に登録可能です。
「SwitchBot カーテン 3」のために用意された別売りソーラーパネル「SwitchBot ソーラーパネル 3(税込み 2,970 円)」はロッド型に進化し、装着部分も「SwitchBot カーテン 3」本体下部移動。スリムな「SwitchBot カーテン 3」を、そのまま維持できるようになりました。もちろん本体にはバッテリー内蔵で、最大 8 か月の連続利用にも対応しています。
「SwitchBot カーテン 3」の本体価格は税込み 8,980 円です。
初代「SwitchBot カーテン」と比較
新型の「SwitchBot カーテン 3」は、初代「SwitchBot カーテン」と比べて大型化しています。
とはいえ横幅や奥行きは変わらず、単に縦長になっているのみです。なので、既存の「SwitchBot カーテン」から「SwitchBot カーテン 3」に入れ替える場合でも、特に問題はないはず。
ただし別売りのソーラーパネル「SwitchBot ソーラーパネル」流用できず、専用の「SwitchBot ソーラーパネル 3」を用いる必要があります。この点は若干デメリットですが、「SwitchBot カーテン 3」には最大 80 日連続運用が可能なバッテリーも実装されているので、充電がわずらわしくなければわざわざ「SwitchBot カーテン 3」を用いる必要もありません。
全然小型化してなかったわ pic.twitter.com/GMT30bF5JH
— Jetstream (@blog_jetstream) August 28, 2023
進化点
「SwitchBot カーテン 3」はこれまでのシリーズから推力と静音性が向上しているわけですが、その他の機能面でも進化しています。
その代表的な部分が、位置決め用マグネットの実装です。位置決め用マグネットは、カーテンの全閉位置に設置することで「SwitchBot カーテン 3」が全閉点を認識し、セットアップ時に自動で移動距離調整を行ってくれます。これにより、「SwitchBot カーテン 3」の設置からセットアップまでが、かなり楽になりました。
もちろん、これまで通りマニュアルで移動距離調整を行うことができるカスタム調整設定も用意されています。
感想
「SwitchBot カーテン 3」はこれまでのシリーズから推力と静音性が向上し、そして機能面も進化しています。
「SwitchBot カーテン 3」発表時点ではあまり魅力を感じていなかった私ですが、買って使ってあらびっくり、設置からセットアップ、そして使用に至るまで、確かな進化を感じました。商品としての出来は上々です。
とはいっても、既存の「SwitchBot カーテン」で満足している方が、わざわざ「SwitchBot カーテン 3」に買い替えるほどでもないかもしれません。何よりのネックは価格ですよね。
初代「SwitchBot カーテン」は税込み 9,980 円なので製込み 8,980 円の「SwitchBot カーテン 3」は値下がっていますが、それでもカーテン 1 枚に対して約 1 万円の設備投資は、なかなかです。逆に、これまで「SwitchBot カーテン」が気になっていたけど見送っていた方に対しては、「SwitchBot カーテン 3」は超絶オススメ。
おそらく 2023 年 8 月末より一斉発売されるはずですし、家電量販店でも店頭展示が開始されるはずなので、見て触って購入を検討しても良いかもしれませんね。