7月に行われたモスクワのイベントにて発表予定であったTizen OS搭載の”Samsung Z”、エコシステムの改修のために発売が無期限延期となっておりました。
しかいここにきて、SamsungがSamsung Zの開発を諦め、Tizen OSを搭載したウェアラブルデバイスやローエンド端末開発へシフトしたという情報が入って参りました。
Samsungは現在中国のマーケットにおいてXiaomiなどの企業に押されてしまっていることもあり、低コストで安価な端末の開発へとシフトせざる負えなくなってしまっています。
そのため巨額を投じてきたSamsung Zの開発を諦め、低価格な端末の開発へとシフトしたようです。
また9月に行われるIFA 2014においてGalaxy Note 4の他に単体で通話が可能なウェアラブルデバイスGear Soloも発表予定と噂されておりますが、このGear SoloはTizen OSが搭載されているとのこと。
10月に北京・11月にサンフランシスコにおいてTizen OSサミットを改めて行う予定とのことで、この時点で何らかの動きがあるかと思われます。
Samsung Zは型番SM-Z910FということでSamsung端末の中ではフラッグシップに位置づけられておりましたが、日の目を見ずに消滅することとなってしまったようです。
Source:TIZEN EXPARTS