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Google Health Studies

Fitbit、ウェアラブルデバイスによる代謝健康評価研究開始【米国】

  • Google 傘下の Fitbit、米国臨床検査機関「Quest Diagnostics」と協力したウェアラブルデバイスによる代謝健康評価研究を米国で開始
  • 米国在住の 21 歳 ~  80 歳までの Android ユーザーが参加可能
  • 研究参加前 3 か月間と研究期間中(70 日間)が合計の研究参加期間

Google 傘下フィットネスデバイスメーカー Fitbit は 2024 年 1 月 17 日(水)、米国臨床検査機関「Quest Diagnostics」と協力したウェアラブルデバイスによる代謝健康評価研究「WEAR-ME 研究(WEAR-ME Study with Quest Diagnostics)」を、米国で開始しました。

「WEAR-ME 研究」は、代謝の健康維持改善のためのツール開発を目的とした新しい研究です。米国在住の 21 歳 ~  80 歳までの Android ユーザーが参加可能で、研究参加前 3 か月間と研究期間中(70 日間)が合計の研究参加期間となり、期間中に Fitbit デバイスにて測定された健康データの共有と質問票への回答、そして「Quest Diagnostics」が提供する無料採血が義務付けられます。

一般的に代謝の衰弱は、心血管系の負担や早老化 / 高血圧 / 高コレステロール / 2 型糖尿病の主要な原因につながります。しかし代謝の健康維持は体型など関係なく難しい分野で、1 割程度の人しか代謝が健康状態ではないとも言われています。

「WEAR-ME 研究」では、「Google Pixel Watch」を含めた Fitbit デバイスにて測定された心拍数 / 心拍変動 / 睡眠サイクル / ストレスレベルなどの健康情報から、AI や機械学習アルゴリズムによって代謝の初期悪化兆候を検出。さらに「Quest Diagnostics」によって提供される無料採血で測定されたコレステロール / トリグリセライド / インスリンレベルのデータを合わせて代謝の健康が評価され、生活習慣の改善や早期介入による疾病発症予防につながるアルゴリズム開発に役立てられます。

もちろん収集されたデータは、厳格な倫理基準に従って、研究目的およびより良い製品開発のためだけに使用されます。収集されたデータの他社への販売や広告目的に使用されることはありません。

Google は「WEAR-ME 研究(WEAR-ME Study with Quest Diagnostics)」の開始に合わせて、専用 Android アプリ「Google Health Studies」もリリースしています。もちろん日本からはインストール不可。

Source:Google

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石井 順(管理人)のアバター

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