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Fused Orientation Provider API

正しい方向!Android「Fused Orientation Provider API」提供開始

  • Google、Android アプリ(Google Play 開発者サービス)向け新 API「Fused Orientation Provider API(FOP)」を提供開始
  • 「FOP」は加速度計 / ジャイロスコープ / 磁力計の各センサーからの信号を高度なアルゴリズムで融合して高品質で一貫したデバイスの向きを提供
  • Android デバイスの向きを提供する既存の「Android Rotation Vector」よりも高いパフォーマンスで動作

Google は 2024 年 3 月 7 日(木)、Android デバイスに実装されている加速度計 / ジャイロスコープ / 磁力計の各センサーからの信号を融合して高品質で一貫したデバイスの向きを提供する Android アプリ(Google Play 開発者サービス)向けの新しい API「Fused Orientation Provider API(FOP)」を発表し、アプリ開発者向けに提供開始しました。

今回提供開始された新 API「FOP」は、Android デバイスの向きを提供する既存の「Android Rotation Vector」よりも高いパフォーマンスで動作する点が特徴で、さらに異なるデバイス間でも一貫して動作し正しい方向を示してくれる点が最大の特徴となっています。また「FOP」では、利用可能な局所的に磁気偏角(地理的な真北と磁針が指す磁北との角度)を検知し、高い方向精度を保つことができます。

さらに「FOP」は、Android デバイスに実装されているセンサーが低品質な場合であっても、正確な方向情報を提供してくれる点も利点。高度なアルゴリズムを用いてセンサーデータを内部で処理し既存の「Android Rotation Vector」よりも高いパフォーマンスを実現します。

要は、例えば「FOP」を実装する地図アプリは、より精度の高い位置情報やナビゲーションを提供してくれるようになるということ。おそらく Android 版「Google マップ」アプリにも実装される(されている)と予想されるので、より信頼できるナビゲーションなどを利用できるようになります。

Source:Google

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