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ハードウェア制限のため!Pixel 8「Gemini Nano」提供されず

  • Google、開発者向け YouTube チャンネル「Android Developers」内で最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」に関する情報を公開
  • “ハードウェアの制限があるため、Gemini Nano は Pixel 8 には提供しません”
  • ただし「Gemini Nano」は今後多くのデバイスに提供予定

Google は 2024 年 3 月 7 日(木)、スペインバルセロナで行われたモバイル業界イベント「MWC 2024」での発表内容を紹介する、開発者向け YouTube チャンネル「Android Developers(@AndroidDevelopers)」で公開された動画「#TheAndroidShow: the latest from MWC’24, Gemini Nano, Android 15 and more!」の中で、最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」に関する情報を公開しました。

「Gemini Nano」は、Google Pixel デバイスに提供される新機能「Feature Drop」の 2023 年 12 月版にて、次世代 Google Pixel デバイス「Pixel 8 Pro」に対して導入され、その後 Samsung「Galaxy S24」シリーズにも提供。「Gemini Nano」は主に、「レコーダー」アプリの要約機能や「Gboard」の「スマートリプライ」強化など、ネットワーク接続がない状況における AI 機能の提供や AI 機能の強化が特徴となっています。

また「Pixel 8 Pro」における「Gemini Nano」は、「AICore(Android AICore / AI Core)」アプリがその機能の根幹となっている点も特徴です。

そして「#TheAndroidShow: the latest from MWC’24, Gemini Nano, Android 15 and more!」の中ではユーザーからの質問に Google の技術者が回答するコーナーが設けられていたのですが、その中でフランスのユーザーからの質問 “Will Gemini Nano be available on Pixel 8? When the Gemini application in France will be available(Gemini Nano は Pixel 8 で利用可能?Gemini アプリはフランスでいつ利用可能になる?)” に対して、Google 技術者は “ハードウェアの制限があるため、Gemini Nano は Pixel 8 には提供しません” と明確に回答しました。残念ながら、「Pixel 8」では「Gemini Nano」を利用した「レコーダー」アプリの要約機能などは利用できない模様です。

ただし Google 技術者は続けて、「Gemini Nano」を今後多くのデバイスにも提供するよう取り組んでいることも明らかにしています。例えばオンライン接続前提など別の形で、「Pixel 8」や既存の Android デバイスにも「Gemini Nano」が提供されるのかもしれません。

少なくとも、今後発売される新型 Google Pixel デバイスには、「Gemini Nano」並びに「AICore」アプリは提供される可能性が高いと言えるでしょう。

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石井 順(管理人)のアバター

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コメント

“ハードウェア制限のため!Pixel 8「Gemini Nano」提供されず” への5件のフィードバック

  1. 乃介たちの父のアバター
    乃介たちの父

    7proから変えない理由ができました。
    ありがとう。

    1. 8pro にしたらいいじゃん

  2. pixel餅のアバター

    ハードウェア軽視が自前の端末の足を引っ張るとかヤバい
    それもとまさかのproと差別化の為の方便か?

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