Microsoft が、Microsoft Health に対応したウェアラブルデバイス「Microsoft Band」を発表しました。
価格は $199 で、同日より自社 HP と実店舗にて販売が開始されています。
Microsoft Healthは本日より Windows Phone・Android・iOS 用にリリースされた健康管理アプリで、心拍数・歩数・カロリー燃焼・睡眠などのアクティビティを集積しグラフ化しつつ、ガイド付きのワークアウト機能も搭載されています。
今回発表された「Microsoft Band」は、Microsoft Health で管理するためのアクティビティをロギングするためのリストバンド型ウェアラブルデバイスで、時刻表示・天候表示・メールや着信の通知・音声対話型アシスタント機能 “Cortana” との連携機能も兼ね備えています。 ※”Cortana” は Windows Phone のみ
また GPS センサーも内蔵されているため、「Microsoft Band」のみで移動をトラッキングし、後で母艦にデータを送信するスタンドアローン機能も搭載されています。
UV モニターによる紫外線の測定も可能となっています。
基本スペックは以下の通りです。
- ディスプレイ:0.43 × 1.30(11mm x 33mm)TFTフルカラー
- CPU:ARM Cortex M4 MCU
- RAM:64MB
- センサー:光学式心拍センサー・加速度センサー・ジャイロスコープ・GPS・環境光センサー・表面温度センサー・UVセンサー
- Bluetooth:4.0 LE
- バッテリー:100mAh × 2個
- 対応OS:Windows Phone 8.1 update3・iOS 7.1/8・Android 4.3/4.4
- カラー:BLACK
- サイズ:S・M・L
- 価格:$199
一部機能が使えなくなるとはいえ、Android や iOS にも対応し、クロスプラットフォームで健康管理ができる点が特徴です。
ただし対応する OS バージョンが大分限定されるようなので注意が必要です。
Microsoft Health が英語しかサポートされいないためか、「Microsoft Band」もまずは米国でのみの展開となります。
グローバル展開は今のところ不明ですが、恐らく順次展開されていくと予想されます。
Microsoft:Microsoft Band