米国の通信キャリア AT&T が、独自デザインを採用した「BlackBerry Passport」を販売開始しました。
既存の SIM フリーモデルよりも、やや丸みを帯びたデザインとなっています。
カラーは BLACK の一色のみです。
価格は 2 年契約で $199.99 となり、端末本体の一括価格は $649.99(80,000 円)です。
また同時に BlackBerry Classic も販売開始となりましたが、こちらは AT&T のロゴが入っている以外は既存のデザインと同じです。
AT&T モデルのサイズは 13.1 × 90.4 × 9.1 mm となり、重さは 196 g となります。
※SIM フリーモデルは、128 ×90.3 ×9.3 mm、196 g
Snapdragon 801 Quad-core 2.2GHz CPU・3GB RAM・32GB 内部ストレージ・4.5 インチスクエアディスプレイなど、基本スペックは SIM フリーモデルと同じとなります。
また、BlackBerry Blend や BlackBerry Assistant などの基本機能も SIM フリーモデルと同じく搭載されています。
対応するモバイルネットワークは、LTE が 2,100(Band 1)/1,900(Band 2)/1,800(Band 3)/1,700(Band 4)/850(Band 5)/2,600(Band 7)/700(Band 17)/800(Band 20)で 3G が 2,100(Band 1)/1,900(Band 2)/850(Band 5)となります。
日本に持ってきた場合、LTE 2,100MHz(Band 1)/1,800(Band 3)と 3G 2,100MHz(Band 1)が使用できますが、恐らく AT&T モデルには SIM ロックが掛かっているので解除が必須です。
SIM フリーモデルの強みでもある FOMA プラスエリア(3G 800MHz Band 6)に対応していないのが残念ですね。
BlackBerry OS 10 端末には先日から OS 10.3.1 の配信が開始されていますが、「BlackBerry Passport」AT&T モデルが OS 10.3.1 かどうかは不明です。
Source:AT&T