Google は、噂されていた Android Wear の次期アップデートを発表しました。アップデートは今後数週間以内に順次配信されます。
今回のアップデートでは、ウォッチフェイス上で様々な情報が確認できる対話型のウォッチフェイス「インタラクティブウォッチフェイス」や、任意の相手とペアリングして、写真や絵文字、更には活動量などを共有できる「トゥギャザーウォッチフェイス」が追加されました。
「インタラクティブウォッチフェイス」は、インタラクティブウォッチフェイス API に対応した新しいウォッチフェイスアプリを利用して、各ウォッチフェイスごとに設定された項目を、アニメーションなどによって表示確認ができるようになります。
例えば、天気やメール通知などを確認できる「Bits」や、消費カロリーや移動距離を確認できる「Under Armour Record」などがあります。
その他にも、インタラクティブウォッチフェイス API に対応した新しいウォッチフェイスアプリが、Google Play で本日より多数公開されています。
Google Play:対話型ウォッチフェイス
新しいウォッチフェイスアプリは現在の Android Wear バージョン(Android 5.1.1)でもインストール可能ですが、情報表示のみに対応していて、アニメーションなどの表示にはまだ対応していません。「トゥギャザーウォッチフェイス」機能は、任意の相手を設定し、ウォッチフェイス上で写真や絵文字のやりとりや、活動量の共有をすることができます。
また、今回のアップデートでは、前回の Android 5.1.1 では対応しなかった「LG G Watch R」の Wi-Fi 接続に、新たに対応することも発表されました。Android Wear の新ソフトウェアアップデートでのバージョンは明らかとなっていませんが、先日「Android 6.0(Marshmallow)」が発表されているため、恐らく Android 6.0 となると予想されています。
Source:Google