Lenovo はベルリンで行われている世界最大級の家電見本市 IFA 2015 において、第三世代のキックスタンド付タブレット「YOGA Tab 3(8 インチ / 10 インチ)」と、プロジェクター内蔵のハイスペックモデル「YOGA Tab 3 Pro」を発表しました。
「YOGA Tab 3」は HD ディスプレイに、世界初となる Snapdragon 212 Quad-core プロセッサ、1GB RAM 搭載とロースペック仕様となっています。「YOGA Tab 3 Pro」は前作同様にプロジェクタを内蔵しますが、プロジェクタに位置は前作の側面からキックスタンド部分に移動し、ディスプレイは 10 インチにサイズダウンしています。
YOGA Tab 3(8 インチ / 10 インチ)
1,280 × 800 ピクセルの HD ディスプレイ、Snapdragon 212 Quad-core プロセッサ、1GB RAM、16GB 内部ストレージ搭載で、バッテリーは 8 インチモデルが 6,200mAh、10 インチモデルが 8,700mAh。
またカメラがキックスタンドの回転部分に移動し、回転させて撮影できるようになりました。カメラとキックスタンドは繋がっていないため、キックスタンドの角度とは別にカメラを回転させることができます。
カメラは 8MP でオートフォーカス対応です。OS は Android 5.1 を搭載します。
Wi-Fi モデルの他に、LTE 対応モデルも発売されます。発売時期は、8 インチモデルが 10 月、10 インチモデルが 11 月。
YOGA Tab 3 Pro
70 インチの投影が可能なプロジェクタをキックスタンド部分に内蔵し、新たに Dolby Audio 対応のJBL スピーカーを 4 つ搭載。
プロジェクターはキックスタンドと共に 180 度回転させることが可能です。ディスプレイは前作の 13 インチから 10.1 インチにサイズダウンしていますが、2,560 × 1,600 ピクセルの WQXGA を維持。
プロセッサは IntelAtom x5-Z8500 Quad-core、2GB RAM、16 / 32 GB 内部ストレージ、13MP リアカメラ、5MP フロントカメラ、10,200mAh バッテリーを搭載します。
発売時期は 11 月の予定です。LTE モデルは型番によって LTE Band 1 / 3 / 8 だけでなく、Band 18 / 19 / 21 / 26 / 28 / 41 や、WCDMA 800MHz(Band 6 / 19)に対応するため、日本にも投入されるかもしれません。
Source:Lenovo