約 2 年前に発表された HDMI 端子直挿しドングル型デバイス「Chromecast」ですが、いよいよその後継デバイスの情報を、画像付きで、海外のメディア 9To5Google が独占で報じました。
9To5Google が公開したのは化粧箱の画像で、かなり荒いため見難いのですが、化粧箱に書かれた “Chromecast” の文字は確認することができます。新型「Chromecast」は丸い形状となるようなので、これで HDMI 端子直挿しとなるのかは不明です。
9To5Google いよると、新型「Chromecast」はWi-Fi の 802.11ac に新たに対応するそうで、Wi-Fi 性能が初代から改善される可能性があります。初代は 802.11b / g / n のみとなっていました。また “Fast Play” という新機能も搭載されるとしています。
この “Fast Play” は文字通り素早くキャストが開始されることだそうで、キャストボタンを押してから実際にキャストが開始されるまでの静止時間が大幅に改善されるとのこと。また、「Chromecast Audio」という新たなデバイスの存在も報じられています。
恐らくは「Google Cast for audio」機能対応のデバイスとなると予想されるのですが、例えば「Google Cast for audio」非対応のオーディオ機器やスピーカーに接続して「Google Cast for audio」のレシーバーとして機能するデバイスと予想されます。
「Google Cast for audio」は対応しているスピーカーやオーディオ機器で、スマートフォンやタブレットからストリーミングの音楽コンテンツをキャストして再生することができるサービスです。
動画を再生する「Chromecast」の音楽版という感じですね。
新型「Chromecast」や「Chromecast Audio」は、恐らく 9 月 29 日に新型 Nexus と共に発表されると予想されます。
Source:9To5Google