当初は 9 月中旬の発売予定ということで 9 月初旬から予約も開始されているにも関わらずまだ発売されていない Motorola にフラッグシップスマートフォン「Moto X Style(XT1572)」ですが、英国のガジェットショップ Handtec が、9 月 29 日頃の発売となることを明らかにしました。
「Moto X Style」の米国 SIM フリーモデル「Moto X Pure Edition(XT1575)」は既に 9 月 9 日から発売されているため、「Moto X Style」は半月以上遅れての発売となります。
「Moto X Style(XT1572)」と「Moto X Pure Edition(XT1575)」は基本スペックは同じですが、異なる部分はモバイルネットワークの対応周波数で、「Moto X Style(XT1572)」は多くの LTE バンドに加え、FOMA プラスエリアである WCDMA 800MHz(バンド不明)に対応する点が特徴です。
- OS:Android 5.1.1
- サイズ:153.9 × 86.2× 6.1- ~ 11.06 mm
- 重量:179g
- ディスプレイ:5.7 インチ(2,560 × 1,440)WQHD
- CPU:Qualcomm Snapdragon 808MSM8992Hexa-core 1.8GHz
- GPU:Adreno 418
- RAM:3GB
- 内部ストレージ:32 / 64 GB
- リアカメラ:21MP
- フロントカメラ:5MP
- Wi-Fi:802.11a / g / b / n / ac + MIMO
- Bluetooth:4.1
- バッテリー:3,000mAh
- 防水防塵:IP52
- カラー:ブラック、ホワイト、ホワイトバンブー
- モバイルネットワーク
- 2G:GSM850 / 900 / 1,800 / 1,900 MHz
- 3G:WCDMA 800 / 850 / 900 / 1,700 / 1,900 / 2,100 MHz
- 4G:FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 20/ 25 / 28 / 29、TD-LTE B40 / 41、Cat 6 対応
「Moto G(3rd Gen.)」の一部型番で日本の技適マークが表示されることも報告されていてるため、「Moto X Style(XT1572)」も技適マークが表示される可能性が高いといえます。
※「Moto G(3rd Gen.)」は FOMA プラスエリア非対応
ちなみに米国 SIM フリーモデルの「Moto X Pure Edition(XT1575)」の対応周波数は以下の通り。こちらは au 系の SIM で運用することも可能なほどの対応周波数です。技適マークが表示される可能性は低いでしょう。
- 2G:GSM850 / 900 / 1,800 / 1,900 MHz
- 3G:WCDMA850 / 900 / 19,00 / 2,100 MHz、CDMA800 / 850 / 1,900 MHz
- 4G:FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 25 / 26 、TD-LTE B38 / 41
Handtec での「Moto X Style(XT1572)」のラインアップは、ソフトバックパネルタイプのブラック(ブラックフレーム)とホワイト(シャンパンゴールドフレーム)、ホワイトバンブー(シルバーフレーム)の 3 カラーで、内部ストレージは 32GB のみです。
カラーバリエーションは「Moto X Pure Edition(XT1575)」と同じですが、16GB 内部ストレージモデルがありません。価格は全て同じ VAT 抜き £289.99(約 56,000 円)で、送料を含めた総額(£318.67 ≒ 61,500 円)に国内到着時の消費税を足した最大の輸入総額は、約 65,000 円となります。
ちなみに「Moto X Pure Edition(XT1575)」は米国において、ホワイトバンブーの価格が他の 2 色より高くなっているため、英国でも同じとなるはずです。Handtec でのホワイトバンブーの価格は変更されるかもしれませんが、そもそも入荷しないかも。
Source:Handtec