中国メーカーのOnePlus は 6 月 15 日、新フラッグシップスマートフォン「OnePlus 3」を発表しました。
「OnePlus 3」は昨年発表された 2016 年フラッグシップキラー「OnePlus 2」からプロセッサ、RAM をスペックアップし、メタルユニボディを採用したデザインに一新されています。しかしまるで「HTC One M9」と瓜二つのデザインです。
ディスプレイは前作同様の 5.5 インチ Full HD ですが、前作の IPS 液晶から Optic AMOLED に変更されています。また前作ではサポートされていなかった NFC にも対応し、充電技術も最大電流 5V / 4A となる「Dash Charge」搭載となりました。
このほかリアカメラは 1,600 万画素の Sony 製 IMX298 センサー(画素サイズ 1.12µm)を搭載し、RAW 撮影にも対応しています。動画撮影機能は光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を搭載するハイブリッド仕様です。フロントカメラは 800 万画素の Sony 製 IMX179 センサー搭載で、画素サイズは 1.4µm となっています。
前作で採用されたカスタマイズ可能な物理ボタン「Alert Slider」も搭載で、簡単操作でマナーモードに切り替えることなども可能となっています。また指紋センサー内蔵のホームボタンも継承されていますが、その読み取り速度は 0.2 秒と高速化しました。
OS は Android 6.0(Marshmallow)ベースの「OxygenOS」を搭載し、カラーバリエーションはグラファイトのほかに、今までになかったソフトゴールドカラーもラインアップされています。
- OS:OxygenOS(Android 6.0 ベース)
- サイズ:152.7 × 74.7 × 7.35 mm
- 重量:158g
- ディスプレイ:5.5 インチ(1,920 × 1,080)Full HD、Optic AMOLED、GorillaGlass 4
- プロセッサ:Snapdragon 820 Quad-core 2.2GHz
- RAM:6GBLPDDR4
- 内部ストレージ:64GB
- リアカメラ:1,600 万画素、Sony IMX298、f/2.0、1.12µm、OIS & EIS
- フロントカメラ:800 万画素、Sony IMX179、1.4µm
- Wi-Fi:802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth:4.2
- バッテリー:3,000mAh、Dash Charge
- その他:USB Type-C、NFC
- カラー:グラファイト、ソフトゴールド
- モバイルネットワーク(LTE Cat.6)
- 北米モデル
- 2G:GSM850/900/1,800/1,900 MHz
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8、CDMA2000 B0
- 4G:FDD-LTE B1 / 2 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17
- ヨーロッパ・アジアモデル
- 2G:GSM850/900/1,800/1,900 MHz
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 8
- 4G:FDD-LTE B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20、TD-LTE B38 / 40 / 41
- 中国モデル
- 2G:GSM850/900/1,800/1,900 MHz
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 8、TD-SCDMA B34 / 39、CDMA2000 B0
- 4G:FDD-LTE B1 / 3 / 7、TD-LTE B38 / 39 / 40 / 41
- 北米モデル
前作「OnePlus 2」は “2016 年フラッグシップキラー” を自称しながら物足りないスペックとなっていましたが、「OnePlus 3」ではそれを反省して大きくスペックアップした印象です。かなり期待できると思います。
そしてその価格ですが、グローバル価格は $399(約 42,500 円)と、これまで同様にスペックに対してかなり安価な価格設定です。しかも本日より販売開始されています。
※日本への発送には非対応
またこれまでは、発売当初は招待制による販売となっていましたが、「OnePlus 3」では招待制を止め、一般でも購入できるようになっています。先日発表された VR ヘッドセット「Loop VR」も同時に販売されます。 ※個数限定
Source:OnePlus