TCL は 10 月 12 日、MWC 2016 で発表した Android スマートフォン「Alcatel IDOL4」と新型の「Alcatel SHINE LITE」を国内で販売することを発表しました。「Alcatel IDOL4」は 11 月下旬発売で 34,800 円、「Alcatel SHINE LITE」は 12 月発売で 21,800 円です。
※税抜き
「Alcatel IDOL4」
「Alcatel IDOL4」は前作「Alcatel IDOL3」の後継で、基本的には海外モデルと同じ主要スペックです。特徴となっている VR ヘッドセットが化粧箱の「VR-in-the-box」仕様で販売されます。カラーバリエーションはゴールド、ダークグレイ、ローズゴールド、メタルシルバーの 4 色で、フレームのカラーが異なります。
また本体右側面の「Boom Key」はアプリの起動やカメラシャッターなど、カスタマイズ設定できる仕様です。前作で採用された上下リバーシブル UI も継承しています。
この機種はミドルスペックではありますが、3.6W × 2 のステレオスピーカー搭載で、特にオーディオ機能にこだわっている点が特徴です。JBL 製のヘッドセットも同梱されます。
このほか nano × 2 のデュアル SIM 仕様となりますが、片方は microSD カードと併用となるハイブリッドスロット仕様です。4G + 3G の同時待ち受けには対応していません。
国内モデルとなるため FOMA プラスエリアや au VoLTE に対応するなど、モバイルネットワークはローカライズされています。
ちなみに「Alcatel IDOL4」は「BlackBerry DTEK50」のベースとなっている機種です。
主要スペック
- OS:Android 6.0
- サイズ:147 × 72.5 × 7.1 mm
- 重量:135g
- ディスプレイ:5.2 インチ(1,920 × 1,080)Full HD、IPS
- プロセッサ:Snapdragon 617MSM8952Octa-core 1.5GHz
- RAM:3GB
- 内部ストレージ:16GB
- リアカメラ:1,300 万画素
- フロントカメラ:800 万画素
- Wi-Fi:802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth:4.2
- バッテリー:2,610mAh
- その他:Quick charge 2.0、NFC
- カラー:ゴールド、ダークグレイ、ローズゴールド、メタルシルバー
- モバイルネットワーク
- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19
- 4G:FDD-LTEB1 / 3 / 7 / 18 / 19 / 20
「Alcatel SHINE LITE」
「Alcatel SHINE LITE」はロースペックですがメタルフレームとガラスパネルのシームレスデザインにより高級仕様で、背面に指紋センサーを搭載しています。指紋センサーは登録する指によってダイレクトに起動させるアプリを設定することも可能。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ゴールドの 3 色です。
主要スペック
- OS:Android 6.0
- サイズ:141.5 × 71.2 × 7.45 mm
- 重量:156g
- ディスプレイ:5 インチ(1,280 × 720)HD、IPS、2.5D Dragontrail
- プロセッサ:MediaTekMT6737 Quad-core 1.3GHz
- RAM:2GB
- 内部ストレージ:16GB
- リアカメラ:1,300 万画素
- フロントカメラ:500 万画素
- Wi-Fi:802.11 b/g/n
- Bluetooth:4.2
- バッテリー:2,460mAh
- カラー:はホワイト、ブラック、ゴールド
- モバイルネットワーク
- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19
- 4G:FDD-LTEB1 / 3 / 7 / 18 / 19 / 20
発売時期が 11 月以降となるので、このスペックで年末商戦を戦えるのかは正直疑問です。
Source:TCL