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海外端末も対象のさくら少額短期保険「モバイル保険」

先日、スマートモバイルコミュニケーションズがさくら少額短期保険株式会社の「モバイル保険」を取り扱い開始したとのことでその保険の存在を知ったのですが、丁度私自身も端末をぶっ壊してしまったこともあり、本日概要を調べたり問い合わせをしてみました。その結果、なかなか良さそうな内容だったので報告も兼ねて記させていただきます。

「モバイル保険」

「モバイル保険」は端末を持っているユーザーに紐づく保険で、主端末 1 台と副端末 2 台の合計 3 台を対象に、故障時の修理費用を年間 10 万円以内まで補償してくれる保険となります。利用金は月 700 円(非課税)の掛け捨て型で、修理費用を合算して 10 万円にまるまでは年間何度でも利用できる点が特徴です。

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ただしどんな端末でも主・副端末として登録できるというわけではなく、新規購入から 1 年未満の機種が前提条件で、例えば家族や知人からの譲渡品は対象外となります。このほかに約款上は国内の販売店、メーカー、キャリア、MVNO が販売している機種である必要があるとの記載もあります。

しかし例えば MVNO が海外品を独自に輸入して販売しているケースもあるわけで、こういった場合などは対象となるのかどうかが、約款からは判断し兼ねてしまいます。ということで問い合わせをしてみました。

条件

結果、単刀直入に以下の条件をクリアしていれば対象となるとの回答をいただきました。

  • 新規購入から 1 年未満
  • 日本法人が設立されている
  • 保証書もしくは購入日が確認できる書面がある

以上の 3 点です。

新規購入から 1 年未満ということは、保証書(もしくは購入日が確認できる書面)に記載されている日時からの計算となります。

また保証書に関してですが、あくまでも購入日が確認できる書面、もしくはネットで購入した場合などは購入履歴が確認できるページのプリントアウトで構わないとのことです。要はそこまで厳密な書面が必要というわけではない模様。

もちろん個人で勝手に作成したものは NG なので、そういったことは絶対にしないように。多分犯罪になります。

海外端末でも条件次第で保険の対象となる

そして『転送業者などを利用した海外からの輸入品でも保険の対象になるのか?』という突っ込んだことを聞いてみたのですが、うれしい回答をいただきました。

海外からの輸入品でも、そのメーカーの日本法人があり、海外輸入品の修理も受け付けている場合は保険の対象となります

もちろん上記 3 点の条件は大前提です。ちなみに国内外問わず回線(SIM)契約は不要なので、例えば SIM フリー端末本体のみを保険の対象として登録することができます。

結論

今回の問い合わせをしてみた結論としては、条件さえクリアしていれば、例え転送業者を利用した輸入品でも利用できるので、特に海外端末好きな方にとって有力な保険となるということです。

個人輸入品などは故障や破損などの保証を諦めなければいけないケースがほとんどだったと思うのですが、「モバイル保険」に加入しておくことで、そういった心配やリスクの大部分をカバーすることができます。もちろん破損させないことが一番ではありますが、何が起こるかはわからないので、「モバイル保険」に加入しておくことはオススメです。

ちなみにですが、「モバイル保険」は一応 1 年更新となるのですが、途中解約も可能で、特に違約金なども発生しないとの回答もいただきました。ただし途中解約の場合は日割にはならず、1 か月分の請求となるそうです。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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